SUNSTORM「HOUSE OF DREAMS」(2009)

  • 2009/10/28(水) 00:00:00

HOUSE OF DREAMS
【No.193】
★★★(2009)

Joe Lynn Turner(Vo/ex-RAINBOW、YNGWIE MALMSTEEN etc)Jim Peterik(G/PRIDE OF LIONS、ex-SURVIVOR)による夢のコラボレーションが話題となったメロディアスハードロック・プロジェクトSUNSTORMの2ndアルバム。前作はSUNSTORM featuring JOE LYNN TURNER名義でしたが、本作からシンプルにSUNSTORMとなっています。今回Jimは3曲に関わるだけに止まっていますが楽曲のクオリティは前作に引けを取らないものが多く、僕にとってお気に入りの1枚となっています。中でも全11曲(輸入盤)のうち4曲を手がけたTomとJamesのMartin兄弟のペンによる楽曲(①Divided、②Don't Give Up、③The Spirit Inside、⑩House Of Dreams)が素晴らしい出来ですね。思わずMartin兄弟がメインソングライターで、SUNSTORMのプロデューサーであるDennis Ward(B/PINK CREAM 69)がシンガーを務めるKHYMERAの3rdアルバムを買ってしまいました。

さて、本作の方はというとアルバム前半がなかなか強力です。Gunter Werno(Key/VANDEN PLAS)が奏でる煌びやかなキーボードからしてメロハー好きのツボを突いてくれる①、ドラマティック極まりない②、Martin兄弟のメロディセンスに舌を巻く③、サビで「I Found Love, I Found Love Tonight~♪」と歌いながら元気いっぱいに駆け抜ける④I Found Loveと来た後に、美旋律バラードのお手本のような⑤Say You Will、それとは対照的なアップテンポ⑥Gutters Of GoldというJim作の楽曲2連発と、ここまではどれをシングルカットしても通用しそうな楽曲が並んでいます。作品後半はやや大人しいような気もしますが②と同路線のタイトル曲⑩、ヒットメイカーDesmond ChildとJoeの共作バラード⑪Walk Onという終盤2曲も良いですね。

1stアルバムを愛聴していた方であれば本作も期待を裏切らない好盤といえそうです。演奏陣の顔ぶれは基本的に変わっていないものの、本作ではThorsten Koehne(G/EDEN'S CURSE)がギターソロを担当していてEDEN'S CURSE同様、派手に弾きまくることで楽曲に華を添えてくれていますね。目新しさはほとんどありませんが、やはりJoeにはこういうメロディックロックを歌って欲しいです。

【音源紹介】
・I Found Love

SUNSTORM featuring JOE LYNN TURNER「SUNSTORM」(2006)

  • 2009/10/26(月) 00:00:00

SUNSTORM.jpg
【No.192】
★★★(2007)

RAINBOW~DEEP PURPLE~YNGWIE MALMSTEEN’S RISING FORCEなど名だたるバンドのフロントマンとして活躍し、今はソロ活動をメインにしているハードロック界を代表するシンガーJoe Lynn Turnerを中心とするプロジェクトSUNSTORMのデビューアルバム。Joeのファーストソロアルバム「RESCUE YOU」(1985)の後に制作されていながらお蔵入りになっていたデモ音源をもとに、Jim Peterik(G/PRIDE OF LIONS、ex-SURVIVOR)からも一部の楽曲が提供された本作は、80年代風産業ロックの王道を行く仕上がりです。

Joeのソロアルバムは「HOLYMAN」(2000)と「SLAM」(2001)しか聴いていませんが、どちらもブルージーな味わいを持っていて「大人の渋さ」が楽しめた反面、もっとアップテンポで明るく弾けた曲を歌うJoeの声が聴きたいと思っていた僕にとって本作はその希望を叶えてくれるアルバムとなっています。特に②Fame And Fortune⑦Fist Full Of Heatといった楽曲は、ホントJoeの声にピッタリ。バックの演奏陣にはUwe Reitenauer(G)、Dennis Ward(B)というPINK CREAM 69組がいて、Dennisがプロデューサーで「FRONTIER RECORDS」からリリースされるメロディックロック作品とくればMichael Kiske(Vo/ex-HELLOWEEN)PLACE VANDOMEと比較してしまいますが、両プロジェクトのデビュー作に関してはSUNSTORMの方が好きな曲が多いですね。その功労者は紛れもなく、アルバムの約半数にあたる楽曲を手がけたJim Peterikその人でしょう。佳曲揃いの本作の中でも、Jim作曲の④This Is My Heart、⑥Another You、⑪Making Up For A Lost Time、⑫Arms Of Loveといった楽曲群は一際輝いています。

ライナーノーツでも書かれているようにソロアルバムであればJoe自身が書いた曲に固執することも大切だけど、こういうプロジェクトだからこそ外部ソングライターの曲であっても良いもの(Joeの声に合うもの)であればアルバムに収録するという姿勢が、結果として高品質のアルバムに繋がったのかなとも思います。メロディアスハード好きの方は聴いておいて損はない1枚ですね。

【音源紹介】
Fame And Fortune

【CD購入録】SUNSTORM「HOUSE OF DREAMS」(2009)

  • 2009/08/19(水) 09:00:00

【CD購入録】
HOUSE OF DREAMS
SUNSTORM「HOUSE OF DREAMS」(2009)

Joe Lynn Turner(Vo/ex-RAINBOW、YNGWIE MALMSTEEN etc)がメロディアスハードを歌うプロジェクトSUNSTORMの2ndアルバム(輸入盤)を買いました。FRONTIERS RECORDS主導で、Dennis Ward(B/PINK CREAM 69)がプロデュースするこの手のプロジェクトといえば、Michael Kiske(Vo/ex-HELLOWEEN)をフロントマンに据えたPLACE VENDOMEを連想しますが、本作は音楽性、参加メンバーの面から見てもPLACE VENDOMEの兄弟プロジェクトという感じもしますね。バックの演奏陣はPINK CREAM 69繋がりの人選で固められている他、ギターソロはThorsten Koehne(G/EDEN’S CURSE)が担当しています。前作でJoeとのコラボが話題となったJim Peterik(G/PRIDE OF LIONS、ex-SURVIVOR)が3曲に関わっているだけでなく、Joeは勿論、Desmond Child、Dennisがリードボーカルを務めるメロハープロジェクトKHYMERAの楽曲を手がけたTomとJamesのMartin兄弟といった優れたメロディメイカーが楽曲を提供しているだけあって、どの曲も安心して聴けるものばかり。特に元気で快活なメロディが弾ける④I Found Love、Jimの美メロセンスが冴え渡るバラード⑤Say You Willを初めとするアルバム前半は文句のつけようがありません。メロハー、産業ロック好きの方は聴いて損はないと思いますよ。Martin兄弟のペンによる楽曲も気に入ったのでKHYMERAもチェックしてみようと思ってます。