【CD購入録】DAUGHTRY「LEAVE THIS TOWN」(2009)

  • 2009/09/23(水) 00:00:00

【CD購入録】
LEAVE THIS TOWN
DAUGHTRY「LEAVE THIS TOWN」(2009)

「CDが売れない」と言われているこのご時世に、セルフタイトルのデビュー作が全米だけで500万枚という驚異的なセールスを記録した王道アメリカンロックバンドDAUGHTRYの2ndアルバムを買いました。前作にも参加していたBen Moody(G/ex-EVANESCENCE)、Mitch Allan(Vo/SR-71)といった実力派ソングライターに加え、今回はChad Kroger(Vo/NICKELBACK)が楽曲を提供し、Chris Daughtry(Vo)が絶品歌唱を聴かせる作風となっているので、前作が気に入った僕にとってハズレ作品であるはずもなくリピート中です。前作のOver Youに匹敵するほどのキラーチューンはなく楽曲の大半がミッドテンポなので、全体的には一段と地味になった印象がありますね。良い曲だなと思いつつも時々、今何曲目を聴いてるのかなと確認してしまうこともしばしば。一応、DAUGHTRYというバンドではあるんだけど演奏陣、楽曲など全ての要素がChrisの歌を引き立て役に回っているように感じられるため「Chris Daughtryとその仲間達」というイメージが地味な印象に拍車をかけているのかもしれません。今のところ②No Surprise、⑧Ghost Of Me、⑩Supernaturalという3曲が印象に残ってます。本作を聴いてると、ふと後期HAREM SCAREMを思い出すこともありますね。

DAUGHTRY「DAUGHTRY」(2007)

  • 2009/09/21(月) 00:00:00

DAUGHTRY.jpg
【No.181】
★★★(2007)

アメリカのオーディション番組「American Idol」がきっかけでアルバム制作のチャンスを掴んだChris Daughtry(Vo)のデビューアルバム。音楽性はモダンなアレンジが施されたアメリカン・メロディックロックです。注目すべきはソングライティング陣にHoward Benson、Ben Moody(G/ex-EVANESCENCE)、Mitch Allan(Vo/SR-71)といった人物が名を連ねている点でしょう。これだけのメンバーが手がけただけあって楽曲はどれもフックに満ちたキャッチーなものばかりで、CDショップで本作が流れていたのを耳にした予備知識のない僕に「このアルバム買いたい」と思わせるだけのインパクトを持っていました。

楽曲自体はヘヴィロックに近い要素はありつつも、基本は普遍的なポップロックサウンドであるためハードロックファンには物足りないかもしれないですが、覚えやすいメロディがたっぷりなので幅広い人にお薦めできる内容だと思います。そして、なんといってもChrisのボーカルが素晴らしい。モダンロック界の著名人のペンによる楽曲にエモーショナルで力強く、しなやかさも兼ね備えた彼の歌声が乗ることで高品質な作品となっていて、アルバム全体としても大きなマイナスポイントは見つかりません。またChrisのソングライティング能力もなかなかのもので、楽曲の約半数に共作という形で携わっているし③Home、⑧Breakdownは彼が一人で書き上げています。

お気に入りは絶品のサビメロを持つ②Used To、④Over You、爽やかな空気を運んでくれる⑥Feels Like TonightSlash(G/VELVET REVOLVER、ex-GUNS N’ ROSES)がギターソロで参加したロック色の強い⑦All I Wantなどで、これらの曲が集中するアルバム前半は正に良いメロディの連続です。いかにもラジオでヘヴィローテしそうな3~4分というコンパクトな曲の中に印象的なメロディが詰め込まれた本作は、いわゆる「売れ線狙いのアルバム」という一言で片付けられかねない作品かもしれませんが僕は気に入りました。

【音源紹介】
・Over You