【CD購入録】REVOLUTION RENAISSANCE「TRINITY」(2010)

  • 2013/06/18(火) 00:00:00

【CD購入録】
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REVOLUTION RENAISSANCE「TRINITY」(2010)

Timo Tolkki(G/ex-STRATOVARIUS)を中心としたメタルバンドREVOLUTION RENAISSANCEの3作目にしてラストアルバムを買いました。前作「AGE OF AQUARIUS」(2009)発表後にメンバーチェンジがあり本作はTolkkiのほか前作から引き続き参加となるGus Monsanto(Vo/ex-ADAGIO)、Bruno Agra(Ds/AQUARIA)、新加入したMagnus Rosen(B/ex-HAMMERFALL)、Bob Katsionis(Key/FIREWIND)といった面々で制作されていて、ちょっとしたスーパーバンド状態(?)となっています。 往年のSTRATOVARIUSほどの充実感はないものの、内省的なミドルチューンがアルバムの大半を占めていた2ndに比べるとHR/HMバンドとしての勢いやキャッチーなメロディが戻ってきているので、すんなりと聴くことができました。その一方で楽曲アレンジの面などで詰めの甘さが感じられますが、この辺りはアルバム発売前にバンドの解散が発表されたことも関係しているのかもしれませんね(レコーディング終了前に解散の話が出ていたのかな?と思ってみたり)。

【CD購入録】REVOLUTION RENAISSANCE「AGE OF AQUARIUS」(2009)

  • 2013/06/15(土) 00:00:00

CD購入録
AGE OF AQUARIUS
REVOLUTION RENAISSANCE「AGE OF AQUARIUS」(2009)

STRATOVARIUS脱退後にTimo Tolkki(G)が結成したREVOLUTION RENAISSANCEの2作目を買いました。前作「NEW ERA」(2008)は本来STRATOVARIUSの新作となるはずだったマテリアルをMichael Kiske(Vo/PLACE VENDOME、ex-HELLOWEEN)、Tobias Sammet(Vo/EDGUY、AVANTASIA)、Pasi Rantanen(Vo/ex-THUNDERSTONE) の3人が歌っていたこともあり、ソロプロジェクト要素の強い体制だったので正式なバンドメンバーを迎えた本作が真の1stアルバムと言えるかもしれません。今回からシンガーの座についたGus Monsanto(Vo/ex-ADAGIO)の歌を僕は初めて聴いたのですがMike Vescera(Vo/ex-LOUDNESS、YNGWIE MALMSTEEN)ばりの力強さ、Timo Kotipelto(Vo/STRATOVARIUS)のような繊細さを感じさせる歌唱を披露していてまずまず好印象。 ただし楽曲の方は全体的に陰鬱でゴシックっぽい雰囲気が強く、90年代メロパワシーンを牽引してきたTolkkiによるバンドの新作として聴くと肩透かしを食らいますね。そんな中で「ハッ」とさせられたのは本編ラストの⑨Into The Futureでしょうか。といってもメロディが耳に残ったというよりもケルトミュージックやフォークメタルに通じる笛の音がTolkkiにしては斬新に思えたからだったりするのですが…。正直なところ、とっつきにくい作品だと思うので聴き込みが必要になりそうですね。

REVOLUTION RENAISSANCE「NEW ERA」(2008)

  • 2009/05/26(火) 08:21:38

NEW ERA
【No.142】
★★★(2008)

解散の危機を乗り越えてバンド名を冠する11thアルバムを2005年に発表したSTRATOVARIUS。その後、12枚目となる次の作品は「REVOLUTION RENAISSANCE」というタイトルで「VISIONS」(1997)のようなメロディックメタル路線になるという話だったので期待していたら、2008年になってTimo Tolkki(G)が突然バンドの解散を表明。しかもREVOLUTION RENAISSANCEという新バンド(プロジェクト)を結成すると宣言したので驚きも2倍でした。そんなドタバタ劇の末にリリースされた本作は、もともとSTRATOVARIUSの新作用に書かれた楽曲をMichael Kiske(Vo/PLACE VENDOME、ex-HELLOWEEN)が5曲、Tobias Sammet(Vo/EDGUY、AVANTASIA)が2曲、Pasi Rantanen(Vo/ex-THUNDERSTONE)が3曲を担当して歌うというプロジェクト的性質の強い作品となっています。

肝心の内容はというとガツンと来るキラーチューンはないものの、「VISIONS」の頃のSTRATOVARIUSを更にわかりやすくキャッチーにした作風なので、僕の中でSTRATOVARIUSに対する情熱が冷めるきっかけとなった「ELEMENTS PART1」よりも断然魅力的です。本作の中では疾走曲と呼べそうな①Heroes、サビメロがやたらと耳に残るミッドテンポ②I Did It My Way、STRATOVARIUSのParadiseHunting High And Lowタイプのポップメタル③We Are Magicといった楽曲をTobias、Kiske、Pasiの順でそれぞれが歌う冒頭3曲、Kiskeの伸びやなハイトーンと気持ちよく揺れるヴィブラートを堪能できる感動のバラード④Angel、これまたKiskeが歌うメロパワチューン⑨Last Night On Earthが気に入っています。本作には名手Jens Johannson(Key)Jorg Michael(Ds)といったSTRATOVARIUSの凄腕プレイヤーが参加していないので、インストパートが淡白な代わりに豪華ボーカリスト陣が華を添えていますね。圧倒的な存在感でTimoの曲をもEDGUY色に染めてしまうTobiasもさることながら、やはりMichael Kiskeは別格です。PasiについてはTHUNDERSTONE時代と声の印象が違うし、与えられた楽曲も3曲中2曲がスローナンバーなのが残念だけど欧州メタルを代表するシンガー2人相手に健闘しています。

①の間奏パートがSTRATOVARIUSのAgainst The Wind(「FOURTH DIMENSION」収録」だったり、⑥Glorious And DevineHELLOWEENWhere The Rain GrowsPowerを彷彿とさせたり、⑩Revolution RenaissanceSoul Of A Vagabond(「ELEMENTS PART1」収録。元ネタはANGRARebirth?)だったりという点が気にならなくもないですが、僕としては許容範囲内ですね。本作がSTRATOVARIUS名義でリリースされていたら「VISIONS」、「INFINITE」の次に好きな作品として挙げるかもしれません。ちなみに日本盤ボーナストラックとして、⑥のTimo Kotipelto(Vo/STRATOVARIUS)バージョンが収録されています。Tobiasが歌う⑥はジャーマンメタル調なのに、同じ曲をKotipeltoが歌うといかにもSTRATOVARIUSらしいナンバーになってるのが印象的でした。やはりTimo Tolkkiの曲をTimo Kotipeltoが歌うことであの「STRATOVARIUSサウンド」が成り立っていたんだと改めて感じました。正式メンバーを揃えてバンドとして本格始動したREVOLUTION RENAISSANCE、後任ギタリストにMatias Kupiainenを迎えて活動を継続させていくSTRATOVARIUSの両方がヨーロピアンメタル界を牽引していく存在になってくれたら嬉しいなぁ。

【音源紹介】
・Last Night On Earth

【CD購入録】REVOLUTION RENAISSANCE「NEW ERA」(2008)

  • 2008/11/15(土) 08:50:57

【CD購入録】
NEW ERA
REVOLUTION RENAISSANCE「NEW ERA」(2008)

解散の危機を乗り越えて活動していくと思われたSTRATOVARIUSでしたが、いつの間にかラインナップが崩壊。Timo Kotipelto(Vo)ら4人はSTARTOVARIUS名義で活動を続けていくと表明したのに対抗して、バンド解散を決めたTimo Tolkki(G)が結成した新バンドの1枚目です。ようやく買いました。アルバム制作段階から言われていた「VISIONS」(1997)や「INFINITE」(2000)のような方向性を期待して聴いたところ、ちょっと肩透かしな印象です。これら2作品に近い側面もなくはないけど、全体的にパワーメタル色は希薄で何だか、すーっと流れていってしまいます。ただ往年のSTRATOVARIUSサウンドを期待し過ぎずに聴く分には手堅いメロディックメタル作品という感じでしょうか。ゲストボーカルとして参加しているMichael Kiske(Vo/ex-HELLOWEEN)、Tobias Sammet(Vo/EDGUY)、Pasi Rantanen(Vo/ex-THUNDERSTONE)という実力派シンガー3人の奮闘振りが良いですね。特にMichael Kiskeは別格。あとPasiはTHUNDERSTONEの頃とはだいぶ印象が違うので驚きました。