【CD購入録】PAUL GILBERT & FREDDIE NELSON「OFFICIAL BOOTLEG TOKYO 2」(2009)

  • 2009/06/08(月) 08:18:54

【CD購入録】
OFFICIAL BOOTLEG TOKYO2
PAUL GILBERT & FREDDIE NELSON「OFFICIAL BOOTLEG TOKYO 2」(2009)

MR.BIGがまだ解散状態にあった2008年にPaul Gilbert(G/MR.BIG)Freddie Nelson(Vo、G)と組んでリリースした「UNITED STATES」を引っ提げて来日した際の東京公演2回、名古屋、大阪公演各1回を合わせた全4公演をそれぞれ2枚組ライブアルバムとして発表した作品のひとつ「OFFICIAL BOOTLEG TOKYO 2」を買いました。今回のように1度の来日コンサートを各地で録音し、音源として発売するという話は聞いたことがなかったので驚きました。演奏された楽曲や曲順は会場毎でそれほど違わないのですが、レコード会社はどういう意図でこの4作品を発売したんでしょうか?僕は帯タタキにあった「4作品中どれかひとつという方にお薦め」という言葉を信じて東京公演2日目の本作をチョイスしました。セットリストは「UNITED STATES」収録の全曲とPaulのソロ作(僕が好きな「BURNING ORGANS」からの曲が多いのも嬉しい)、カバー曲で構成された全21曲で、PaulとFreddieによるMC(日本語もチラホラ)を挟みながらショウは進行していきます。Disc-1後半でインスト曲を連発するPaulのギターも凄いですが、スタジオ盤と比べても遜色ないFreddieの歌唱力がまた素晴らしいですね。2月に行われたライブを3月には作品としてリリースしていることを考えると、手直しはほとんどしていないかと推測しているのですが安定感抜群です。これからPaulはMR.BIG忙しくなるんだろうけど、本作を聴いてるとFreddieとの2枚目にも期待する気持ちが更に大きくなりました。

PAUL GILBERT「BURNING ORGAN」(2002)

  • 2009/02/12(木) 08:28:42

BURNING ORGAN
【No.099】
★★★★(2002)
年間ベスト2002年第5位

RACER Xでは正確な運指によるメタルギタリスト然としたファストプレイ、MR.BIGでは類稀なるメロディセンスという自らの持ち味を遺憾なく発揮してきたPaul Gilbert(G/RACER X、ex-MR.BIG)のソロ4作目。ソロキャリアにおけるPaulの特徴は「メロディのおもちゃ箱」とでも言うべき幅広い音楽性で、今回も各曲がキャッチーでありつつもジャンルに囚われることなく自分のやりたい音楽を追求しています。

Paulの音楽に対する気持ちを代弁するかのような元気いっぱいの①I Like RockYNGWIE風のギターイントロに始まりダイナミックなロックソングへと展開する②My Religionは本作を象徴するロック賛歌です。そして本作で最もハードかつスピーディーな③Blissでメタリックな側面を見せたかと思うと、次には1度聴いたら頭から離れないキャッチーなメロディが魅力のパワーポップ④Suicide Loverがあったり、ディスコクイーンDona Summerの楽曲をロック風にアレンジしたカバー曲⑪I Feel Loveやファンキーなインスト⑫Burning Organが飛び出すなど、彼の才能をひとつのバンドに縛り付けるのは不可能だと思ってしまうほど自由奔放なサウンドが本作の魅力です。かつてはギターヒーローとして崇められたPaulも③では世界最速と呼ばれた頃の熱いプレイを披露しつつも、本作ではあくまでも等身大の親しみやすいアーティストPaul Gilbertとしてのギタープレイに徹しているのも好印象。

そのタイトルと「1,2,3,4,5,666!」というカウントから始まるため、どんなヘヴィな曲かと思いきや実は涼しげなポップチューン⑥I Am Satanや、優しげな旋律が胸に染みるバラード⑬Keep On Keepin' On、そしてその後に収録されたシークレットトラックで、日本メタルシーンの重鎮、伊藤 政則氏に捧げられたMasa Itoで冴えるPaulのユーモアセンスもいいですね。ソロではボーカルも兼任するPaul自身の歌唱は、飛び抜けて上手くはないけど素朴で味わいがあって耳にすんなり馴染んできます。とにかくポジティブな雰囲気に満たされた1枚なので、楽しい気分になりたい時に聴きたくなる作品です。

【音源紹介】
・Bliss

【CD購入録】PAUL GILBERT & FREDDIE NELSON「UNITED STATES」(2008)

  • 2008/12/20(土) 11:10:15

【CD購入録】
UNITED STATES
PAUL GILBERT & FREDDIE NELSON「UNITED STATES」(2008)

僕が初めて聴いたソロ作品である4th「BURNING ORGANS」のポップでポジティブな音世界で僕を魅了してくれたPaul Gilbert(G)。その後5th「SPACESHIP ONE」やPaulが叔父のJimi Kiddと組んだ「RAW BLUES POWER」もチェックしましたが、あまりピンと来ず最近のインストアルバムもスルーしてました。が、本作については相互リンクさせていただいているむーじゅさん、タケさんのブログでも紹介されていたので買ってみることに。本作はPaulと幼馴染のFreddie Nelson(Vo)が組んだ新ユニットなのですが、このFreddieというシンガーがかなり良いですね。名前だけでなく歌い方も故Freddie Mercury(Vo/QUEEN)に似ていて、②Waste Of Timeの歌い出しなんかはかなりQUEENっぽくなってます。全10曲で37分というコンパクトなアルバムなので、何度もリピートできてしまうんですよね。そして聴く度にどんどん好きになってます。それにしてもPaulはインストアルバム2作を制作したこともあってか、ここに来て更にギターが上手くなってる気がします。