【CD購入録】CRYSTAL VIPER「LEGENDS」(2010)

  • 2012/05/28(月) 00:00:00

【CD購入録】
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CRYSTAL VIPER「LEGENDS」(2010)

4オクターブの声域を持つMarta Gabriel嬢(Vo)擁するポーランド出身の正統派メタルバンドCRYSTAL VIPERの3作目を買いました。内容はこれまで同様、安心して聴くことのできる正統派サウンドです。その中でやはり僕を惹きつけてくれるのはMartaの歌唱で、安定感のあるハスキーなミドルレンジや伸びやかなハイトーン、バラードでの優しい歌声など、現在のメロディックメタルシーン屈指の女性シンガーたる実力を見せつけてくれていますね。その一方で楽曲の方は僕の琴線に触れるメロディの登場頻度がデビュー作を頂点として下降気味な気もします。本作収録曲も十分魅力的なのですが、過去作品と比べると少し物足りないかな…。先日リリースされたバンドの最新作「CRIMEN EXCEPTA」もチェックするかは微妙ですね。

CRYSTAL VIPER「METAL NATION」(2009)

  • 2009/11/04(水) 00:00:00

METAL NATION
【No.195】
★★★(2009)

女性シンガーMarta Gabriel(Vo)が力強く歌い上げるポーランド出身のピュアメタルバンドCRYSTAL VIPERの2ndアルバムであり日本デビュー盤。前作「THE CURSE OF CRYSTAL VIPER」で炸裂していた80年代ヘヴィメタルを追及する音楽性はそのままに少し垢抜けた本作は、バンドにとって順当な成長作といえそうです。

デビュー作のアルバムタイトルとの繋がりを感じさせるイントロ①Breaking The Curseから、そのメロディを引き継いだタイトルトラックに相応しいスピードチューン②Metal Nationへの流れを聴いてメロパワファンの僕はガッツポーズしてしまいました。その後も暑苦しいまでのメタリックナンバーがギッシリと詰まっている本作の中でも後半が好きですね。ジャーマンメタル色が濃い⑥Zombie Lust(Flesh Eaters)、前曲ラストのダーティーなシャウトとは対照的に清らかなピアノの調べから始まる本作唯一のバラード⑦Her Crimson TearsLars Ramcke(Vo、G/STORMWARRIOR)をゲストに迎えて熱さと爽快感を振り撒きながら疾走する⑧Legions Of Truthなどは僕の胸を熱くしてくれますね。アルバム終盤では⑨Gladiator, Die By The Blade Ⅰ.Entering The Arena Ⅱ.Crash Of The Titans Ⅲ.Glory And Victoryという組曲にも挑戦しているのですが、勇壮なミッドテンポ曲にイントロとアウトロを付けた6分台のナンバーなので、スケールの大きな組曲を期待していた僕としてはやや肩透かしだったかな(曲自体は好きなのですが)。

最初にも書いたようにバンドとしては垢抜けて洗練されてきた印象なのですが、前作で僕を惹きつけてくれた「ダサカッコよさ」(Martaも芸名Lether Wychを名乗っていました)が薄れているのとShadows On The HorizonThe Last Axemanのようなキラーチューンがないのが少し残念。帯タタキで「4オクターブの声域を誇る」と賞賛されているMartaもその中性的な声質はそのままにBruce Dickinson(Vo/IRON MAIDEN)への憧れを感じさせるミドルレンジ、バラードでの女性らしさ、⑧ではこれまでにないオペラティックな高音域も披露するなど一段と伸びやかに、表情豊かになった印象ですね。作品全体としては前作の方が好きですが、本作も実直なヘヴィメタルを楽しめる好盤だと思います。

【音源紹介】
・Metal Nation

【CD購入録】CRYSTAL VIPER「METAL NATION」(2009)

  • 2009/04/24(金) 00:36:26

【CD購入録】
METAL NATION
CRYSTAL VIPER「METAL NATION」(2009)

ポリッシュ・ピュアメタラーCRYSTAL VIPERの2ndアルバムを買いました。デビュー作「THE CURSE OF CRYSTAL VIPER」(2007)を非常に気に入っていたので、最初に本作のリリースが2月予定と聞いた時から楽しみにしていたところ、4月には日本デビューするというニュースが入って来たので国内盤を待ってました。日本盤ボーナストラックとして前作のラストトラックSleeping Swordsの2008年バージョンが収録されています。いやはや本作もまた前作同様、今どき珍しいくらいにヘヴィメタルらしいヘヴィメタルアルバムですね。個々の楽曲のインパクトは前作の方が上かなという気もしますが、以前からマイスペースで聴くことができていた②Metal Nation、⑤The Anvil Of Hate⑧Legions Of Truthなど強力なメタルチューンが楽しめます。芸名(?)のLether Wychから実名を名乗るようになった女性シンガーMarta Gabriel(Vo)もその中性的な声質はそのままに、一段と伸びやかになった印象ですね。この勢いで1stアルバムも日本盤発売となるのかな。今後が楽しみなバンドです。ちなみに本作にはゲストとしてManni Schmidt(G/GRAVE DIGGER)④1428に、益々Kai Hansen(G/GAMMA RAY)化が進行した(笑)Lars Ramcke(Vo、G/STORMWARRIOR)が⑧に参加しています。

CRYSTAL VIPER「THE CURSE OF CRYSTAL VIPER」(2007)

  • 2009/01/28(水) 08:13:12

THE CURSE OF CRYSTAL VIPER
【No.094】
★★★★(2008)

ポーランドから突如として現れた80年代スタイルのパワーメタルバンドCRYSTAL VIPERのデビューアルバム。輸入盤市場では結構話題になっていた作品らしく、確かにこれはメタルウォリアーなジャケットに惹かれてジャケ買いしても後悔しないどころか、2007年にここまで実直でストレートなパワーメタルアルバムがリリースされたという事実に感動すら覚えてしまいそうな出来栄えです。IRON MAIDENからの影響を強く感じさせる楽曲にジャーマンメタルっぽい親しみやすいメロディを組み合わせたスタイルは文句なしに僕好み。

そんなメタリックチューンの数々を歌う女性シンガーLeather Wych(Vo)は女性らしさを前面に出すのではなく、あくまでもパワフルに熱唱するスタイルで、バンドの音楽性にぴったり。どことなく久保田陽子(Vo/ex-SABER TIGER)Kimberly Goss(Vo/SINERGY)を彷彿とさせますね。またフックに満ちたメロディを紡ぎだすツインギターはいかにも王道って感じだし、ブンブン唸るベースの存在感も際立ってます。

楽曲の中では、何といってもキラーチューン③Shadows On The Horizonの理屈抜きのカッコよさが半端じゃありません。「Bloody War!」の掛け声で曲が始まるやいなやキャッチーに疾走。ギターソロの後に登場する雄々しいコーラスはもはや反則です。演説風のイントロ①…I See Him(Intro)に続く②Night Prowlerはアルバム冒頭にはうってつけのスピードナンバーだし、クサいメロディで駆け抜ける⑤The Last Axemanも好きですねぇ。④City Of The Damned、⑨The Fury(Undead)といった他の疾走曲も素晴らしいだけでなく、⑥Island Of The Silver Skull、⑧Demon’s Daggerといったミドルテンポの曲も充実しています。全10曲というコテコテのパワーメタルを聴くには丁度いい曲数もグッド。「METAL NATION」というメタル魂溢れるタイトルがつけられた2作目のレコーディングも順調なようで、2009年2月頃リリース予定だとか。期待が募ります。

バンドのマイスペースも結構充実していて、新曲もいくつか聴くことができます。

【音源紹介】
・The Fury(Undead)

【CD購入録】CRYSTAL VIPER「THE CURSE OF CRYSTAL VIPER」(2007)

  • 2008/10/28(火) 08:00:48

【CD購入録】
CRYSTAL VIPER THE CURSE OF CRYSTAL VIPER
CRYSTAL VIPER「THE CURSE OF CRYSTAL VIPER」(2007)

SEVENTH WONDERの「MERCY FALLS」(2008)を求めて、大阪のDISK HEAVENに行ったのですが見つからず…。せっかく来たんだから何か買って帰ろうと思ってチョイスしたのが、ポーランドのパワーメタラーCRYSTAL VIPERのデビュー作です。その剛健なジャケットそのまんまの実直パワーメタルサウンドが理屈抜きにカッコいい1枚で、これは掘り出し物でした!中でも「Bloody War!」の掛け声で始まるメタリックチューン②Shadows On The Horizonは、その疾走感と中盤での「オーオーオー~♪」な雄々しいコーラスがメタル魂を熱くしてくれる名曲です。女性シンガーLeather WychことMarta Kroczak-Gabriel嬢をはじめ、メンバーには本名とは別の名前がつけられていて、その辺りからもメタル愛を感じさせるバンドです。バンドのオフィシャルサイトを見るとライブも積極的にしてるみたいだし、新曲も良さそうなので今から2ndアルバムが楽しみです。