【CD購入録】FUKI COMMUNE「WELCOME!」(2016)

  • 2016/06/29(水) 00:00:00

【CD購入録】
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FUKI COMMUNE「WELCOME!」(2016)

現代のジャパニーズメタル界を代表する女性シンガーのひとりFuki(LIGHT BRINGER、UNLUCKY MORPHEUS etc)初のソロアルバム(DVD付きの初回限定盤)を買いました。インストを含む全11曲中9曲はLIGHT BRINGERでも活動を共にしていたMao(Key)が作曲、Fukiが作詞していて⑥「朝な朝な」、⑦「狂い咲け雪月華」のみ外部ライターによる楽曲です。MaoはLIGHT BRINGERが活動休止する前のラストアルバム「MONUMENT」(2014)で大半の曲を手掛けていたので、その延長線上にある作品かとも思いましたがLIGHT BRINGERの質感を残しつつもアニソンっぽさが強いように感じますね。複数の曲がアニメ、ゲームのタイアップなのでそうなるのは自然だと思うし、Fukiの伸びやかな声はこの手の曲にマッチしています。デジタリーな序曲①Welcome to my dream -Instrumental-の後に配された②「月が満ちる前に」、③「輝く夜へようこそ!」、④I’ll never let you down!と続く即効性の高いアップテンポチューンとアルバム終盤を盛り上げるバラード調⑩「未来」、ラブリーテイストの強い⑪Sail on my loveなどが現時点でのお気に入りですね。期待値が高かったこともあり「これくらいはやってくれるはず」という想定の範囲内ではあるものの、しばらくはヘビロテ確定の1枚となりそうです。

【CD購入録】Nozomu Wakai's DESTINIA「REQUIEM FOR A SCREAM」(2014)

  • 2015/09/01(火) 00:00:00

【CD購入録】
REQUIEM FOR A SCREAM
Nozomu Wakai's DESTINIA「REQUIEM FOR A SCREAM」(2014)

先頃ANTHEMに復帰した森川 之雄(Vo)率いるPOWERNUDEにも在籍していたという若井 望(G)が結成したNozomu Wakai's DESTINIAの1stアルバムを買いました。POWERNUDEを聴いたことのない僕は全く予備知識がなかったので彼について調べてみるとTAKUI(中島 卓偉)のサポートギタリストを務めたり、メタルクイーン浜田 麻里に楽曲を提供するなどしたこともある人物のようです。自身のソロプロジェクトのデビュー盤となる本作ではRob Rock(Vo/IMPELLITTERI)、小野 正利(Vo/GALNERYUS)、そしてPOWERNUDE繋がりで森川という国内外の実力派メタルシンガー3人を迎えているのが大きな目玉ですね。なおバックボーカルとしてFuki(Vo/LIGHT BRINGER)、演奏陣にはYUHKI(Key/GALNERYUS, ALHAMBRA)、JOE(Ds/ZIGGY、44 MAGNUM)といった面々も参加しています。若井が生み出す楽曲は飛び抜けた1曲こそないものの、正統派メタルの王道をゆくものばがりだしゲストの活躍もあって好印象。一番好きなのはRobが歌う⑧The Triggerでしょうか。現時点ではプロジェクトですが、ここから正式なバンドに発展していくのか注目したいですね。なお8月には本作のバックコーラスに参加していた女性シンガーFuki、榊原 ゆいをリードボーカルに据えたミニアルバム「ANECDOTE OF THE QUEENS」をリリースしています。

【CD購入録】LIGHT BRINGER「MONUMENT」(2014)

  • 2014/11/06(木) 00:00:00

【CD購入録】
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LIGHT BRINGER「MONUMENT」(2014)

国産メタルシーン屈指の女性ボーカリストFukiを擁するLIGHT BRINGERの5作目を買いました。前作「SCENES OF INFINITY」(2013)は当ブログの年間ベストアルバムに選出するほどのお気に入りだったので今回もかなり期待していたのですが、11月1日に発表された「今年いっぱいでLIGHT BRINGERは無期限の活動休止となる」というニュースがそんな楽しみな気持ちを吹き飛ばしてしまいました…。オフィシャルサイトに掲載されているコメントによるとリーダーのHibiki(B)が燃え尽きてしまったことが活動休止の主な原因であること、他のメンバーはHibiki抜きでLIGHT BRINGERを継続するのではなく別の場所で活動していく道を選んだことが読み取れます。確かに本作の作曲クレジットを見てもMao(Key)のペンによるものが多くなっているので、今回のアルバム制作時からHibikiのモチベーションは低下していたのかもしれません。リリース直前にショッキングなニュースが飛び込んできた本作ですが、LIGHT BRINGERらしさは健在だし⑥ICARUSは大きなハイライトとなっていますね。こんな曲を書けるHibikiが音楽から離れてしまうのは残念でなりません。いつの日かLIGHT BRINGER(というかHibiki)が復活してくれることを信じたいです。

【CD購入録】LIGHT BRINGER「SCENES OF INFINITY」(2013)

  • 2013/05/31(金) 00:00:00

【CD購入録】
SCENES OF INFINITY
LIGHT BRINGER「SCENES OF INFINITY」(2013)

インディーズ時代に2枚のフルアルバムをリリース、2012年にでメジャーデビューアルバム「GENESIS」 を発表し、着実に成長を続けているLIGHT BRINGERのメジャー2作目(DVD付き初回限定盤)を買いました。前作発表後にメンバーチェンジが相次いでいたので音楽性がどのように変化するのか一抹の不安もありましたが、オープニング曲①Hyperionの冒頭で炸裂するFuki(Vo)の力強いシャウトがそんな不安を吹き飛ばしてくれましたね。序盤3曲の畳み掛けも強力ですが、テクニカルなインスト⑥Eau Rouge、懐かしさすら感じる歌謡メロディが楽しめる⑦Hydrangea、既にライヴでも披露されていたという「これぞラブリー!」な⑧「Tales of Promise~天国に寄せるポエトリー~」の流れがお気に入りです。アルバムラストの⑩Venusはこれまでのバンドにはなかった遊び心を感じさせるナンバーで面白いですね。 第一印象としては前作以上かもしれません。

【CD購入録】DOLL$BOXX「DOLLS APARTMENT」(2012)

  • 2013/01/30(水) 00:00:00

【CD購入録】
DOLLS APARTMENT
DOLL$BOXX「DOLLS APARTMENT」(2012)

先日ミニアルバムを購入したGACHARIC SPINFuki(Vo/LIGHT BRINGER)が合体することで誕生したニューバンドDOLL$BOXXの1stアルバム(通常盤)を買いました。LIGHT BRINGERのフルアルバム3枚、GACHARIC SPINのミニアルバム1枚を踏まえて本作を聴くと、どちらかといえばGACHARIC SPINに近いように思います。更にパワーアップしたように感じるFukiの伸びやかで力強い歌声と、それに対抗するためか従来以上に音を詰め込んだバッキングがぶつかり合いながら展開していく楽曲群は聴き応え十分。そのあまりの濃密さに少し聴き疲れてしまったり、Fukiの歌にLIGHT BRINGERでは見られなかったぎこちなさを感じてしまう場面(主に低音域)もあったりしますが問答無用でテンションが上がる②Merrily High Go Round、本作に溢れるパワー感を象徴する⑤「ロールプレイング・ライフ」、アルバム随一のキラーチューン⑧「おもちゃの兵隊」などを中心にお気に入り曲も複数あります。メンバーにはGACHARIC SPIN、LIGHT BRINGERという母体バンドがありますが、1枚目でここまでの充実作の生み出してくれた DOLL$BOXXの今後にも期待したいですね。何でも本作からは全10曲中9曲のPVを制作するそうです。レーベル側も気合いが入ってますねぇ。

【CD購入録】LIGHT BRINGER「GENESIS」(2012)

  • 2012/01/25(水) 00:00:00

【CD購入録】
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LIGHT BRINGER「GENESIS」(2012)

DRAGON GUARDIANの「DRAGONVARIUS」(2009)、「真実の石碑」(2010)やUNLUCKY MORPHEUSなどでの活動でも知られる女性シンガーFukiのメインバンドLIGHT BRINGERのメジャーデビューアルバム(通算3作目)を買いました。前作「MIDNIGHT CIRCUS」(2010)でヴィジュアル系っぽいボーカルも披露していたツインギターの片翼Kazu(G)がバンドを脱退したため現在は5人編成となっているようです。ヘヴィかつテクニカルなインストパートと突き抜けるようなメロディ、それとは対照的に懐かしさすら漂わせる90年代J-POP的要素が同居した楽曲群に乗る溌剌としたFukiの歌声がこのバンドの持ち味なのですが、今回もそんなLIGHT BRINGERらしさは楽しむことができます。ただしメロディの突き抜け感やポップさ、メタリックな質感はやや低下していることもあって小粒で手堅く纏まっているようにも感じますね。これはあくまで従来作品(特に前作)と比べての話であって今回も③noah、⑦Just Kidding!のような即効性の高いナンバーが存在しているのもまた事実ですが…。過去作品には初めて聴いた時から僕の心を掴むキラーチューンがあったのに対して本作はインパクトで一歩譲るものの、リピートするうちにじわじわと好きになる1枚という印象ですね。また、これはメジャーで生き抜くための戦略なのかもしれませんがアルバムジャケット、ブックレットから伝わってくる「Fuki嬢(のみ)推し」が気になりました。彼等には「Fukiとその仲間達」ではなく「LIGHT BRINGERというバンド」として活動を続けてもらいたいですね。

【CD購入録】LIGHT BRINGER「MIDNIGHT CIRCUS」(2010)

  • 2010/11/30(火) 00:00:00

【CD購入録】
MIDNIGHT CIRCUS
LIGHT BRINGER「MIDNIGHT CIRCUS」(2010)

Fuki嬢(Vo/DRAGON GUARDIAN、UNLUCKY MORPHEUS)擁する日本産メロディック・パワーメタルバンドLIGHT BRINGERの2作目を買いました。前作を聴いて生粋のメタルバンドではなくポップな面もあるなと思っていましたが、今回はググッとメタル度を高めてきているように感じますね。序曲①「開幕 -Instrumental-」からスピードチューン②Resistanceになだれ込むというメロパワの様式に則るなど、パワーメタルを基本にしつつも「どメタル」ではないというLIGHT BRINGERらしさも健在で、④「奇跡」のメロディ運びは90年代J-POPを強く連想させますね。バンドの顔でもあるFukiのボーカルは前作では元気に声を張り上げる高音域主体でしたが、本作では中低音で歌う場面も増えていて表現の幅を広げています。今のお気に入りは高揚感たっぷりのメロディが堪らない③Le Cirque de Minuit~真夜中のサーカス~、アニソンっぽい「躁」なムードが楽曲を覆いエンディングにはパッヘルベルの「カノン」のフレーズも登場する⑦DREAM!ですね。全9曲の中にはオムニバス作品への提供曲や自主制作のシングル盤でリリースしたナンバーが3曲(そのうち⑨Hearn's Heavenは前作にも収録)含まれているため、純粋な新曲はイントロを除けば5曲のみと少ないですが、前作でこのバントを知った僕は食い足りなさを感じるのではなくコンパクトに纏まっていてるなという良い印象を持ちました。

【CD購入録】LIGHT BRINGER「TALES OF ALMANAC」(2009)

  • 2010/11/28(日) 00:00:00

【CD購入録】
TALES OF ALMANAC
LIGHT BRINGER「TALES OF ALMANAC」(2009)

DRAGON GUARDIANの「DRAGONVARIUS」(2009)と「真実の石碑」(2010)でリードボーカルを担当していた女性ボーカルFuki(Vo)、上記のDRAGON GUARDIAN2作品とYuhki(Key/GALNERYUS)率いるALHAMBRAにも参加しているHibiki(B)のメインバンド(と思われる)LIGHT BRINGERの1stアルバムを買いました。このバンドの印象としては、アニソンっぽいメロディもあるパワーメタルサウンドとプログレメタル風のテクニカルなインストパートを軸に、小室ファミリーが隆盛を極めていた90年代J-POP風アレンジとFukiの溌剌としたアニメ声がアニソン色を強めているというサウンドで面白いですね。イントロも前奏もなく、いきなりサビメロからスタートする①Diamondはインパクト絶大だし、続く②Upstream Childrenもかなりカッコいい疾走曲で掴みは文句なし。それ以降は少し間延びしてしまっている感もありますが、国産メロディックメタルの注目株として期待したくなる出来栄えです。

【CD購入録】DRAGON GUARDIAN「DRAGONVARIUS」(2009)

  • 2009/10/11(日) 00:00:00

【CD購入録】
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DRAGON GUARDIAN「DRAGONVARIUS」(2009)

勇者アーサーなるギタリスト兼コンポーザー率いる日本産メロディック・スピードメタルプロジェクトDRAGON GUARDIANの3rdアルバムを買いました。まるでRPGな物語(歌詞は全て日本語)をメロスピに乗せて展開するこのプロジェクトの存在は以前から知っていたものの、ボーカルが弱いという噂と「同人メタル」というよくわからないジャンルにカテゴライズされているためにチープなメタルを想像してしまい手が出なかったのですが、今回はBURRN!誌で87点(藤木さん)という高得点を見て思い切って聴いてみました。うん、これはなかなか良いですね。まずはクサいメロディで疾走しまくる楽曲群がかなり好感触で、曲名ズバリのイントロ①「序曲」に続く②「暗黒舞踏会」、③「旅立ちの朝」というキラーチューン2曲に胸が熱くなってしまいました。女性ボーカルFuki(Vo/LIGHT BRINGER)の歌も予想以上に安定しています。さて、このDRAGON GUARDIANの作品で賛否両論となっている語りパートについて、僕も最初の頃はそのあまりにクサいセリフに赤面/失笑してしまいました。ところが、この語りこそがストーリーを理解する上で必要不可欠なこともあって、注意して聴きながらリピートするうちにこれもDRAGON GUARDIANの個性なのかなと受け入れられるようになってきました。物語設定、セリフ回しともに使い古されたものなんだけど、1980年代後半~1990年代前半にドラクエ、ファイナルファンタジー、ファイアーエンブレムといったRPGにドップリはまっていた僕としては逆にそこが懐かしかったりするんですよね。そんなクセのある語りパートや軽い音質など、聴き手を選ぶ要素があるのは事実ながら、疾走メロスピチューンの数々がそんなマイナス要素を補ってくれています。僕は好きです、このアルバム。