【CD購入録】IN VAIN「CURRENTS」(2018)

  • 2018/02/16(金) 00:00:00

【CD購入録】
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IN VAIN「CURRENTS」(2018)

それまでは未知のバンドながら3rd「AENIGMA」(2013)の深遠なサウンドで僕を魅了してくれたノルウェー産プログレ系デス/ブラックメタルバンドIN VAINの4作目を買いました。このアルバムが2018年に購入した新譜第1号ですね(もう2月も半分を過ぎましたが/苦笑)。ちなみに今回のアルバムがIN VAINの日本デビュー作で、ボーナストラックを追加した前作の国内盤も同時に発売されています。一撃必殺のメロディやわかりやすい展開は希薄ながら、本作もついリピートしたくなる不思議な魅力に溢れていますね。ヘヴィかつ重厚に攻めたててつつも哀愁を感じさせるバッキングと迫力あるグロウルで組み立てられた楽曲には求心力があるし、要所要所で挿入されたクリーンボイスの使い方が絶妙。その最たる例は禍々しい前半と讃美歌のような神聖さが感じられる後半が対照的なアルバム屈指のヘヴィチューン③Blood We Shedですね。またエンディング曲の⑨Standing On The Ground Of Mammothsではサックスも登場し楽曲を彩っています。お気に入り曲を個別に挙げるというよりも、1枚のアルバムとして通して聴きたくなる作品ですね。

【CD購入録】LOVEBITES「AWAKENING FROM ABYSS」(2017)

  • 2018/02/12(月) 00:00:00

【CD購入録】
AWAKENING FROM ABYSS
LOVEBITES「AWAKENING FROM ABYSS」(2017)

2017年5月に「THE LOVEBITES EP」でデビューした5人組ガールズメタルバンドLOVEBITES初となるフルレンスアルバムを買いました。メンバーが女性だけのメタルバンドといえばALDIOUSを草分け的存在としてCYNTIA、GACHARIC SPIN、MARY'S BLOODなどが続々と登場していますがLOVEBITESは硬派なメタルを追求していて、タイプ的にはMARY'S BLOODに近いように思います。ただし正統派メタルに軸足を置きつつJ-POP風の楽曲を収録することもあったMARY'S BLOOD以上に、本作はストイックでゴリゴリなメタルチューンが並んでいるのが特徴でしょうか。また個人的な注目ポイントとしてMao(Key/LIGHT BRINGER)が作曲に参加しているということも大きいですね。バンドは「最高のヘヴィメタルを演る」という信念のもとでワールドワイドな活動を視野に入れているらしく歌詞は全て英語、ミックスとマスタリングにはNIGHTWISH、CHILDREN OF BODOMのアルバムも手掛けたMikko KarmilaMika Jussilaが担当していて音作りについても申し分ありません。序曲から疾走曲に繋がるというヘヴィメタルの伝統を体現した①The Awakening〜②The Hammer Of Erathからして胸が熱くなるし、アルバムのリードトラックにして劇的なメロディが耳に残る④Shadowmaker、速弾きのmidoriとメロディ重視のmi-yaという2人のギタリストが熱いバトルを繰り広げる⑤Scream For Me (Awakened Version)IRON MAIDENっぽいサウンドで駆け抜ける⑩Don't Bite The Dust (Awakened Version)、重厚な展開を見せるMao作の⑪Edge Of The Worldなど聴き応えのある曲が目白押し。ちなみにAwakened Versionと記載のある曲はEPにも収録されていて本作ではEP収録曲は全てリメイクされています。メロディックメタルを好んで聴く僕としてはもう少しキャッチーさが欲しいかなという気もしていましたがリピートするうちにお気に入り度が増していますね。昨年のうちに聴いていたらZEMETHとブライテストホープ争いをしていたかもしれません。

【CD購入録】VIENNA「STEP INTO…」(1988)

  • 2018/01/31(水) 00:00:00

【CD購入録】
STEP INTO
VIENNA「STEP INTO…」(1988)

SYMPHONY X「TWILIGHT IN OLYMPUS」(1998)のコメント欄で、ゆうていさんからお勧めいただいたことでその存在を知った日本のプログレッシブ・ロックバンドVIENNAの2作目を買いました。メンバーは藤村 幸宏(Vo、G/GERARD)、永井 敏巳(B/AFFLATUS)、塚本 周成(Key/OUTER LIMITS)、西田 竜一(Ds/NOVELA)といったラインナップで国産プログレシーンの実力者が揃ったスーパーグループとして当時注目を集めたようです。(僕にとっては知らないプレイヤーばかりですが…/苦笑)。予備知識ゼロの状態で聴いてみたところ「80年代の日本プログレ界にこれほどのバンドがいたことにビックリ」というのが率直な感想ですね。幻想的にアルバムの幕開けを告げる①Step Into The Vivid Garden、②Gathering Waveはそれぞれ3分近くあり①の終盤にコーラスが出て来るだけなので事実上インスト2連発なのですが壮大なプロローグとして期待感を煽ってくれます。満を持してボーカルパートが登場する③Schvelleは藤村の歌唱にややクセがあるもののダイナミックなハードロックとして聴き応えがあるし、緊張感に溢れた⑤Caution!もカッコいいですね。テクニシャン揃いの演奏陣の中でもブイブイ唸る永井のベースが存在感抜群です。バンドは本作を最後に解散、1998年には再結成作「UNKNOWN」をリリースしていますがそれ以降の動きはないようですね。機会があれば他のアルバムも聴いてみようかなと思っています。

【CD購入録】SONS OF APOLLO「PSYCHOTIC SYMPHONY」(2017)

  • 2018/01/27(土) 00:00:00

【CD購入録】
PSYCHOTIC SYMPHONY
SONS OF APOLLO「PSYCHOTIC SYMPHONY」(2017)

Mike Portnoy(Ds)、Derek Sherinian(Key)という元DREAM THEATER組を中心にBilly Sheehan(B/MR.BIG、THE WINERY DOGS)、Ron “Bumblefoot” Thal(G/ex-GUNS N' ROSES etc)、Jeff Scott Soto(Vo/SOTO、W.E.T.、ex-TALISMAN、YNGWIE MALMSTEEN etc)といった実力派が名を連ねるスーパーバンドSONS OF APOLLOのデビュー作を買いました。このバンドが始動した時には「DREAM THEATER、MR.BIG、JOURNEY、GUNS N' ROSESのメンバーが集結」というフレコミだったのでSlash(G/ex-GUNS N' ROSES)またはNeal Schon(G/JOURNEY)が参加しているのかな?と思っていたら僕にとって未知のギタリストでGUNS N' ROSESでもプレイしていたらしいBumblefootことRon Thal、JOURNEYに一時期在籍していたもののスタジオアルバムを作ることなく脱退したJeffという人選だったので意外でした。JeffがJOURNEYのシンガーだったことはすっかり忘れていましたね(苦笑)。DerekもYNGWIE MALMSTEENと活動を共にしていた時期もあるのでDREAM THEATER+MR.BIG+YNGWIE MALMSTEEN(+GUNS N' ROSES)のメンバーによる新バンドと言われた方が個人的にはテンションが上がります。実際に聴いてみるとMikeとDerekが中心となっているだけあってDREAM THEATERを連想させるプログレメタルとなっていますが、ハードロック寄りの印象が強いですね。お気に入りは一際キャッチーなメロディが耳に残る③Signs Of The Time、アルバム随一のメタリックチューン⑥Lost In Oblivionでしょうか。また①God Of The Sun、④Labyrinth、⑨Opus Maximusと10分近くの曲が3つもあるものの、どれも長さを感じさせません。メンバー、サウンドの両面でDREAM THEATERとの比較は避けられないと思いますが、僕はここ最近のDREAM THEATERよりもSONS OF APOLLOの方が好きですね。メンバーは「2018年はSONS OF APOLLOの年になる」と息巻いていてワールドツアーも計画中のようなので、今後の更なる発展に期待しています。

【CD購入録】地獄カルテット「月牙の地獄列伝」(2017)

  • 2018/01/19(金) 00:00:00

【CD購入録】
月牙の地獄列伝
地獄カルテット「月牙の地獄列伝」(2017)

【気になるCDリスト】2017年11月の記事等のコメント欄にB!13さんからお勧めいただいた地獄カルテットの5作目を買いました。このバンドは元々、小林 信一(G)、MASAKI(B)、GO(Ds)の3人で地獄トリオと名乗っていたそうですがNOV(Vo/VOLCANO)が加入し4人編成となったことで地獄カルテットに改名し2009年にデビューアルバム「この世の地獄物語」をリリースしています。僕も地獄カルテットの名前は以前から聞いたことがあり、NOVが在籍していることは知っていましたがアルバムタイトルやジャケットからお遊び的なバンドというイメージがあってスルーしていました。ところが本作で初めて彼等の音楽を聴いてみてビックリ。日本メタルシーン屈指のプレイヤーによる圧巻の演奏とそれに負けないNOVのド迫力ボーカルが一体となって押し寄せてくるサウンドは、僕の地獄カルテットに対する先入観とは正反対のストイックなヘヴィメタルと呼ぶべき内容です。序曲にあたる①「十六夜の現れし化者たち」から疾走曲②「水月鏡花の世」、歌メロが秀逸な③「戦士の刻印」へ繋がる「これぞメタル」な流れに心を掴まれました。一番のお気に入りは一緒に歌いたくなるサビを持った⑪「風樹の塔」ですね。演奏面ではMASAKIのうねりまくるベースが印象的で曲によってはギター以上に自己主張しているし、VOLCANOとは打って変わって全編日本語で歌うNOVの情念のこもったボーカルも相変わらず強力。それでいて時折、早口でまくし立てるような歌い方も披露していてVOLCANO以上に多彩なパフォーマンスを披露してくれています。過去作品も聴いてみたくなりました。

【CD購入録】VOLCANO「LEVIATHAN」(2017)

  • 2018/01/15(月) 00:00:00

【CD購入録】
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VOLCANO「LEVIATHAN」(2017)

4th「MELT」(2015)、5th「JUGGERNAUT」(2016)に続き3年連続のリリースとなるVOLCANOの6作目を買いました。ここ最近のハイペース振りは目を見はるものがありますね。そんな精力的な活動とは裏腹に各作品のインパクトは年々小さくなってきたように感じていましたが、本作にもその傾向が当てはまりそうだというのが第一印象です。バンド最大の武器である屍忌蛇(G)のギターが聴きどころとなっているのは事実ながら肝心のメロディがさほど耳に残らないという感じですね。これはあくまでも「VOLCANOにしては」という話なので、そんじょそこらのバンドと比べると聴き応えがあるのは間違いありません。個人的には活動のペースはもう少し抑え気味でもいいので、じっくり作り上げたVOLCANOのアルバムを聴きたいと思ってしまいますね。と言いつつ西部劇のような雰囲気を持ったインスト①Djangoは新鮮だし、アルバムを締めくくる⑪Wasteland The Windもカッコいいので結構リピートしてたりします。

2017年に購入したCD54枚

  • 2017/12/30(土) 00:00:00

2017年に購入したCDは以下の54枚でした。こうして振り返ってみると例年以上に新譜を買うことが多かったように思いますね。11月以降は今年リリースの作品ばかりを買っていました。ただしBONFIRE、KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH、VOLCANOなど聴きたいと思いつつも時間の関係で年内にチェックできなかったアルバムもいくつかありますね。年間ベストについては検討中で、アルバムは候補が10数枚に絞られてきたという状態です。

2017年のブログ更新は今日が最後となります。このブログに訪問いただいた皆様、ありがとうございました。2018年もSILVERWING-舞い降りてきた音楽の記録-をよろしくお願いいたします!

【新譜】34枚
ADAGIO「LIFE」(2017)
ALPHOENIX「FINAL CRUSADES」(2017)
ANCESTRAL DAWN「SOULDANCE」(2017)
ANTHEM「ENGRAVED」(2017)
ARCH ENEMY「WILL TO POWER」(2017)
BAROCK PROJECT「DETACHMENT」(2017)
BATTLE BEAST「BRINGER OF PAIN」(2017)
BEAST IN BLACK「BERSERKER」(2017)
BURN「ICE AGE」(2017)
CYHRA「LETTERS TO MYSELF」(2017)
THE DARK ELEMENT「THE DARK ELEMENT」(2017)
DA VINCI「AMBITION ROCKS」(2017)
FIREWIND「IMMORTALS」(2017)
GALNERYUS「ULTIMATE SACRIFICE」(2017)
GOTTHARD「SILVER」(2017)
GYZE「NORTHERN HELL SONG」(2017)
H.E.A.T「INTO THE GREAT UNKNOWN」(2017)
HAREM SCAREM「UNITED」(2017)
HELLOWEEN「PUMPKINS UNITED」(2017)
JIM JIDHED「PUSH ON THROUGH」(2017)
KEE OF HEARTS「KEE OF HEARTS」(2017)
PLACE VENDOME「CLOSE TO THE SUN」(2017)
THE NIGHTS「THE NIGHTS」(2017)
NOCTURNAL RITES「PHOENIX」(2017)
THE RASMUS「DARK MATTERS」(2017)
REVOLUTION SAINTS「LIGHT IN THE DARK」(2017)
SERENITY IN MURDER「THE ECLIPSE」(2017)
STEEL PANTHER「LOWER THE BAR」(2017)
THRESHOLD「LEGENDS OF THE SHIRES」(2017)
TWILIGHT FORCE「HEROES OF MIGHTY MAGIC」(2017)
ZEMETH「ROUGE NOIR」(2017)
ZIGGY「2017」(2017)
摩天楼オペラ「PANTHEON-PART 1-」(2017)
レキシ「KATOKU」(2017)

【旧譜】20枚
BE THE WOLF「IMAGO」(2015)
BRUNO MARS「DOO WOPS & HOOLIGANS」(2010)
BRUNO MARS「UNORTHODOX JUKEBOX」(2012)
CYNTIA「URBAN NIGHT」(2016)
KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH「AT THE GATES OF A NEW WORLD」(2015)
KISKE/SOMERVILLE「CITY OF HEROES」(2015)
LIV MOON「DOUBLE MOON」(2009)
MIKE LEPOND'S SILENT ASSASSINS「MIKE LEPOND'S SILENT ASSASSINS」(2014)
MOON SAFARI「LOVER'S END」(2010)
MORS PRINCIPIUM EST「DAWN OF THE 5TH ERA」(2014)
THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA「SKYLINE WHISPERS」(2015)
PAIN OF SALVATION「REMEDY LANE RE:VISITED」(2016)
PLACE VENDOME「THUNDER IN THE DISTANCE」(2013)
THE POODLES「DEVIL IN THE DETAILS」(2015)
QUARTERBACK「TRAMPLED UNDER FOOT」(1992)
SABER TIGER「BYSTANDER EFFECT」(2015)
SONIC STATION「NEXT STOP」(2015)
TWILIGHT FORCE「TALES OF ANCIENT PROPHECIES」(2014)
ベッド・イン「RICH」(2016)
森重 樹一「GRACE」(2015)

【過去のCD購入録】
2008年に購入したCD86枚
2009年に購入したCD88枚
2010年に購入したCD76枚
2011年に購入したCD64枚
2012年に購入したCD69枚
2013年に購入したCD58枚
2014年に購入したCD60枚
2015年に購入したCD58枚
2016年に購入したCD53枚

【CD購入録】ZIGGY「2017」(2017)

  • 2017/12/28(木) 00:00:00

【CD購入録】
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ZIGGY「2017」(2017)

今年メジャーデビュー30周年を迎えたZIGGYが「NOW AND FOREVER」(2007)以来、10年振りにリリースした新作を買いました(タイトルは「ニーマルイチナナ」と読むそうです)。「2007年いっぱいで無期限の活動休止となっていたZIGGYの復活作」といっても戸城 憲夫(B)、松尾 宗仁(G)などかつて森重 樹一(Vo)の相棒を務めたメンバーは本作に参加しておらず森重のソロ作品でもプレイしていたカトウタロウ(G)、清(B)、満園 英二(Ds/ex-THE DUST'N'BONEZ)、佐藤 達哉(Key)らと共に制作されています。森重以外はサポートメンバーだと公式サイトでも明言されているためソロとの差別化が曖昧になっているように感じますが、いざ聴いてみると森重 樹一ファンならば十分楽しめる内容に仕上がっていると思います。疾走感の中に漂う哀愁が効いている①「白んだ空に蝶達は舞ってる」、今までありそうでなかったタイプのロックンロール②「うたた寝の途中」、「眠らない25時の街で」という過去曲のタイトルを歌詞に取り入れた③「まだ見ぬ景色が見たくて」と続く流れが秀逸。ほのぼのした曲調で中盤にポルカ風(?)のメロディが顔を出す④「虹を見た」や「HEAVEN AND HELL Ⅱ」(2002)収録の「誓い-放浪者の丘の静けき夜-」を彷彿とさせる⑤「月明かりの下で」も好きな曲です。ちなみに「誓い」には「月の下で」という言葉が、⑤には「放浪者」という言葉が歌詞に出て来るので、この2曲には関連性があるのかもしれませんね。森重のみが正式メンバーなのにZIGGYを名乗ることに違和感がないと言えば嘘になりますが、アルバム自体はとても気に入っているし、前作や「JUST A ROCKIN' NITE」(2005)よりも断然好きな1枚です。なお本作は2017年春のツアーの模様を収めたライヴCD付きの2枚組仕様となっていますが、ライヴ音源はラフな仕上がりなのであくまでオマケという感じですね。

【CD購入録】THE DARK ELEMENT「THE DARK ELEMENT」(2017)

  • 2017/12/24(日) 00:00:00

【CD購入録】
THE DARK ELEMENT
THE DARK ELEMENT「THE DARK ELEMENT」(2017)

Tarja Turunen(Vo)の後任として2007年から2012年までNIGHTWISHに在籍していた女性シンガーAnette OlzonJani Liimatainen(G/CAIN'S OFFERING、ex-SONATA ARCTICA)を中心に結成された新プロジェクトTHE DARK ELEMENTのデビューアルバムを買いました。FRONTIERS RECORDSの発案で誕生したプロジェクトのようですが、本作はFRONTIERS関連アルバムの中でも上位に入ってきそうな予感がします。疾走系のメロパワチューンは収録せず、とにかくメロディを聴かせることに注力した楽曲群が並ぶ女性ボーカル作品という点でWITHIN TEMPTATIONを連想させますね。ちなみに僕はAnette在籍時のNIGHTWISHをほとんど聴いていないので彼女についてはメロディックロックバンドALYSON AVENUEのシンガーというイメージが強いです。ALYSON AVENUEの1st「PRESENCE OF MY MIND」に収録されたTell Me You Love Me(Or Leave Me)は名曲!リズム隊はCAIN'S OFFERINGと同じメンツなのでTimo Kotipelto(Vo/STRATOVARIUS、CAIN'S OFFERING)が歌えばCAIN'S OFFERINGになりそうな曲もありますが、そんなことは気にならないほど魅力的なナンバーが並びます。特に先行で公開されていた②My Sweet Mysteryはそのキャッチーなサビを初めて聴いた時から魅了されたし、グロウルがいいアクセントになっている⑥Dead To Me(バラード風にアレンジしたボーナストラック⑬もグッド)、「ヘ〜ロ〜♪」のコーラスが耳から離れない⑦Halo、スケール感のあるメロディで本編を締めくくる⑪Only One Who Knows MeなどJaniは僕好みの曲を書いてくれるソングライターだと再確認しました。THE DARK ELEMENTはバンドであくまでもプロジェクトという位置づけだそうですが是非とも継続してもらいたいですね。

【CD購入録】CYHRA「LETTERS TO MYSELF」(2017)

  • 2017/12/20(水) 00:00:00

【CD購入録】
LETTERS TO MYSELF
CYHRA「LETTERS TO MYSELF」(2017)

メロデス/エクストリームメタル界の重鎮IN FLAMESの創設メンバー(2010年に脱退)として知られるJesper Stromblad(G/DIMENSION ZERO、ex-IN FLAMES)Jake E(Vo/ex-AMARANTHE)が中心となって立ち上げた新バンドCYHRAの1stアルバムを買いました。なおベースはPeter Iwers(ex-IN FLAMES)、ドラムはLUCA TURILLI'S RHAPSODYなどに在籍するAlexander Landenburgが叩いていて安定感のあるサウンドに仕上がっています。中身の方はAMARANTHEにも通じるシンセを取り入れたモダン・メロディックメタルで、JesperとJake共作で書かれた各曲は魅力的なメロディで溢れています。スタイルとしてフィンランドのENTWINEを彷彿とさせるものがありますね。楽曲のレパートリーが多いというわけではないため、やや間延びする感は否めませんがキャッチーで哀愁を感じさせるメロディがそれを補ってくれています。その中でもお気に入り曲は②Heartrageですね。シンガーが3人いるAMARANTHEではさほど目立たなかったJakeが思った以上に実力者だったというのも新たな発見です。AMARANTHEは作品を重ねるにつれて女性シンガーElyze Rydのパートがどんどん増えていたので、これだけ歌えるJakeとしては面白くなかったのかもしれませんね。ちなみに、そのAMARANTHEは後任にNils Molin(Vo/DYNAZTY)を迎えているようですが、宝の持ち腐れになることなく上手くいくのかやや心配です…。

【CD購入録】THRESHOLD「LEGENDS OF THE SHIRES」(2017)

  • 2017/12/12(火) 00:00:00

【CD購入録】
LEGENDS OF THE SHIRES
THRESHOLD「LEGENDS OF THE SHIRES」(2017)

英国が誇るプログレッシブHR/HMのベテランTHRESHOLDの11作目を買いました。僕が初めて彼等の音に触れた8th「DEAD RECKONING」(2007)リリース後に長年フロントマンを務めたAndrew "Mac" McDermott(Vo/ex-SARGANT FURY)が体調不良のため脱退(残念ながら2011年に他界)、初代シンガーDamian Wilsonが復帰したものの再度離脱したためバンドは2nd「PSYCHEDELICATESSEN」(1994)でリードボーカルをとっていたGlynn Morganを迎えています。Glynnというシンガーのことは全く知りませんでしたがIRON MAIDENBruce Dickinson後任ボーカルオーディションで最終選考まで残ったという実力者だそうで本作でも力強い歌声を披露してくれています。「DEAD RECKONING」がお気に入り盤だったので続く9th「MARCH OF PROGRESS」(2012)も試聴はしたものの、インパクトに欠ける印象が拭えずスルーしていました。ところが適度な疾走感とTHRESHOLDらしからぬ(?)キャッチーなメロディを持ったDisc-1②Small Dark Linesを試聴して気に入ったため購入。本作は2枚組83分のコンセプトアルバムでメンバーは物語の詳細を語らず聴き手に委ねたいという意向のようですがアルバムジャケットにも描かれ、タイトルにもなっているThe Shire(シャイア)という場所が舞台となっているようです。一聴してガツンとくるナンバーは少ないのは事実ながらDisc-1⑤Stars And Satellites、Disc-2④State Of Independence、Disc-2⑤The Superior Machineなどリピートしたくなる魅力に溢れた作品だと思います。

【CD購入録】レキシ「KATOKU」(2017)とフルアルバム5作品のお気に入り曲

  • 2017/12/05(火) 00:00:00

【CD購入録】
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レキシ「KATOKU」(2017)

相互リンク先のむーじゅさん(はぐれメタラーの音遊生活)の記事の記事を読んで、その存在を知ったレキシの2ndシングル「KATOKU」(2017)を買いました。レキシはSUPER BUTTER DOGというバンドに在籍していた池田 貴史(Key)のソロユニットで、このユニットではレキシと名乗る池田本人によると「日本の歴史を主題とした楽曲を扱う歴史縛りファンクネスバンド」だそうです。①KATOKUについては「せ、しゅう、せぃ♪(世襲制)」という歌い出しから始まる時点でインパクト抜群。それでいて切なくもキャッチーなサビメロを持ったこのAOR/産業ロックチューンは中毒性抜群だし、PVはJOURNEYの代表曲Separate Waysへのオマージュとなっていて思わず笑ってしまいました。また②「眠れるレキシ~オルゴールで聴くリレッキシミュージック~」はレキシの代表曲である「きらきら武士」、「狩りから稲作へ」、「SHIKIBU」、「最後の将軍」、「年貢 for you」をオルゴールアレンジしたメドレー曲でこちらも気に入っています。

KATOKU


Separate Ways


本作を聴いてレキシというアーティストに興味を持ったので、彼が過去にリリースした5枚のフルアルバムもチェックしてみました(レンタルですが)。数回ずつ聴いた印象では作品を重ねる毎に聴きやすさ、耳に残るメロディが増えているという感じですね。特に4th「レシキ」(2014)と5th「Ⅴキシ」(2016)はお気に入り盤です。レキシの特徴として多くのゲストミュージシャンが参加していて、それぞれに「レキシネーム」というあだ名(?)がつけられていることが挙げられます。ザッと見ただけでもDeyonna'(椎名 林檎)、旗本ひろし(秦 基博)、もち政宗(持田 香織)、森の石松さん(松 たか子)、オシャレキシ(上原 ひろみ)といったメジャーどころが名を連ねています。各アルバムの収録曲を聴いていてもファンク、ポップス、ジャズ、タンゴなど様々なジャンルがごった煮状態、そこに遊びなのか本気なのかわからない歴史縛りの歌詞が乗るスタイルは楽しいし、それでいて聴きやすいサウンドにまとめ上げてしまうレキシの手腕に脱帽です。多くのアーティストが自らレキシの作品への参加を申し出ているらしく、業界内でも注目度は高いようです。「才能と名曲の無駄使い」という言葉(褒めてます)で表現されることもあるそうですが、確かに魅力的なメロディを次々に生み出しつつ、曲名や歌詞は遊び心満載なレキシは僕にとっても2017年を振り返る上で欠かせないアーティストの1人ですね。

各アルバムのジャケットとお気に入り曲の一覧はこちら

レキシ
レキシ「レキシ」(2007)
④真田記念日 feat.Dr.コバン(中村 一義)

レキツ
レキシ「レキツ」(2011)
②きらきら武士 feat. Deyonna(椎名 林檎)
⑤ほととぎす feat. 聖徳ふとこ(安藤 裕子)
⑥かくれキリシタンゴ ~Believe~ feat. MC母上(Mummy-D from RHYMESTER)
⑧妹子なぅ feat. マウス小僧JIROKICHI(堂島 孝平)
⑨狩りから稲作へ feat. 足軽先生(いとうせいこう)、東インド貿易会社マン(グローバー義和 from Jackson Vibe)


レキミ
レキシ「レキミ」(2012)
①大奥~ラビリンス~ feat. シャカッチ
②姫君Shake! feat. 齋藤摩羅衛門 (斉藤 和義)
⑦甘えん坊将軍
⑨LOVE弁慶
⑩墾田永年私財法 feat. 田んぼマスター (山口 隆 from サンボマスター)


レシキ
レキシ「レシキ」(2014)
①キャッチミー岡っ引きさん feat. もち政宗(持田 香織 from EVERY LITTLE THING)
②年貢 for you feat. 旗本ひろし(秦 基博)、足軽先生(いとうせいこう)
③お犬様 feat. 尼ンダ(二階堂 和美)
⑥僕の印籠知りませんか?
⑨ドゥ・ザ・キャッスル feat. 北のパイセン問屋
⑩アケチノキモチ feat. 阿部sorry大臣ちゃん(阿部 芙蓉美)


Vキシ
レキシ「Vキシ」(2016)
①牛シャウト!
②KMTR645 feat. ネコカミノカマタリ(キュウソネコカミ)
③一休さんに相談だ
④古今 to 新古今
⑤やぶさめの馬 feat. ハッピー八兵衛(後藤 正文 from ASIAN KUNG FU GENERATION)
⑥SHIKIBU feat. 阿波の踊り子(チャットモンチー)
⑨刀狩りは突然に
⑩最後の将軍 feat. 森の石松さん(松 たか子)



【CD購入録】THE RASMUS「DARK MATTERS」(2017)

  • 2017/12/01(金) 00:00:00

【CD購入録】
DARK MATTERS
THE RASMUS「DARK MATTERS」(2017)

バンド名を冠した8th「THE RASMUS」(2012)をリリースした後に無期限活動休止を発表したフィンランドのメランコリック・ロックバンドTHE RASMUS(現在来日公演中)が約5年振りに復活して完成させた9作目を買いました。サウンド的には哀愁のメロディが胸に突き刺さるというよりは、聴き手を優しく包み込む美旋律に浸る1枚という印象ですね。ただしハードさはかなり薄まっているためHR/HMファンにとっては物足りない面もありそうです。僕ももう少しヘヴィネスが欲しいというのが率直な感想ですが、THE RASMUS最大の武器であるメロディセンスは今回も健在。現時点でのお気に入りは③Wonderman⑦Black Days〜⑩Dragons Into Dreamsと続くアルバム終盤ですね。日本盤ボーナストラックの2曲も本編と遜色ない出来で貫禄を感じさせてくれます。

【CD購入録】BURN「ICE AGE」(2017)

  • 2017/11/23(木) 00:00:00

【CD購入録】
ICE AGE
BURN「ICE AGE」(2017)

3rd「GLOBAL WARNING」(2008)リリース後、10年近く沈黙していた英国産メロディックロックバンドBURNの4作目を買いました。前作が12年振りのアルバムだったとはいえ「GLOBAL WARNING」は国内盤が発売され好評を博していただけに、ここまで間隔が空いてしまうとは予想外で解散してしまったのかと思っていたので新作を届けてくれたことがまず嬉しいですね。本作最大の注目ポイントは無名ながら前作で見事なパフォーマンスを見せてくれていたJeff Ogden(Vo)とリードギタリストJulian Nicholasは脱退し、自身のバンドNEWMANで複数のアルバムをリリースしているSteve Newman(Vo)、残念ながら解散してしまったPRIDEで素晴らしいギターを弾いていたChris Green(G/RUBICON CROSS、TYKETTO)の両名が加入している点でしょう。Steve Newmanの歌を聴くのは今回が初めてですが、長年に渡ってソロキャリアを築いてきただけあって熱く歌い上げるスタイルは聴き応えがあるし、個人的に注目していたChrisのギターパートも流石の存在感を放っています。全体的な印象としては前作にあった煌びやかなキーボードは影を潜め、デジタリーなアレンジが目立つように思いますね。アルバムを代表する1曲こそないものの期待を裏切らない作品に仕上がっていると思います。現時点でのお気に入りはノリのよい曲調が新鮮なタイトル曲⑬Ice Ageでしょうか。余談ですがイギリスのメロディックロックバンドにはこのBURNだけでなくNEWMANやPRIDE、SHY、TEN、VEGAなど何故か一単語の名前が多いですね(笑)。

【CD購入録】ZEMETH「ROUGE NOIR」(2017)

  • 2017/11/19(日) 00:00:00

【CD購入録】
ROUGE NOIR
ZEMETH「ROUGE NOIR」(2017)

北海道出身の哀愁歌謡ノスタルジック・メロディックデスメタル・プロジェクト(長い/笑)ZEMETHの1stアルバムを買いました。メンバーは22歳の若きコンポーザーJUNYA(Vo、G)のみ、Ryoji(G/GYZE)がゲスト参加しているとはいえ1曲だけなので実質1人でアルバムを作り上げています。ZEMETHのコンセプトは「最高のメロディを作ること」だそうですが本作で聴けるのは、とにかくクサくて泣けるメロディを軸にしたメロデスでインパクトはかなり大きいですね。JUNYAはゲーム音楽にも造詣が深いということもあってかわかりやすくて耳に残るクサメロが満載の1枚となっているし、歌謡曲に通じるメロディ運びもポイントです。どれも強力なナンバーなのでお気に入りを選ぶのは難しいのですがRyojiが客演している⑨Scarlet Nightmareは注目曲ですね。アルバムを通して全曲疾走しまくりなので清々しい反面、喚き系デス声一辺倒で音を詰め込みまくった曲が続くため聴き疲れする感は否めません。そんなマイナス面もありますが、ここまで魅力的なメロディを次から次へと生み出すJUNYAの才能が大きな輝きを放っているので僕は気に入りました。

【CD購入録】BEAST IN BLACK「BERSERKER」(2017)

  • 2017/11/15(水) 00:00:00

【CD購入録】
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BEAST IN BLACK「BERSERKER」(2017)

フィンランドの戦闘獣BATTLE BEASTの創設メンバーでメインソングライターだったAnton Kabanen(G、Vo)が新たに立ち上げたBEAST IN BLACKの1stアルバムを買いました。BATTLE BEASTのメンバーと喧嘩別れの形で袂を分かつことになったAntonでしたが早々にBEAST IN BLACKに着手し、BATTLE BEASTの新作「BRINGER OF PAIN」(2017)から僅か9ヶ月遅れでアルバムを完成させたAntonの仕事振りには脱帽です。中身の方もAnton在籍時のBATTLE BEASTの延長線上にある正統派メタルで、メンバーに鍵盤奏者はいないものの存在感のあるキーボードが楽曲を盛り上げています。バンド名を冠したオープニングチューン①Beast In Blackの冒頭で炸裂する「バァサァァカァァ!!」というUdo Dirkschneider(Vo/U.D.O.、ex-ACCEPT)ばりのシャウトでいきなりAnton復活を高らかに宣言。BATTLE BEAST在籍時のマテリアルもあるという本作は中途半端な位置に配されたボーナストラック⑧Hell For All Eternity、⑩Go To Hellを含め流石の出来栄えです。BEAST IN BLACKのメンバーはYannis Papadopoulos(Vo/WARDRUM)を始め、全員が別バンドとの掛け持ちをしています。BATTLE BEASTのメンバー達がAntonだけでなく自分達のアイデアも活かしてほしいと考えだしたことが分裂のきっかけになったそうなので、Antonが自身のメタル道を追求するためには専属メンバーではない方がいいのかもしれませんね。分裂騒動勃発時にはどうなることかと心配しましたがBATTLE BEASTは相変わらずの良作をリリース、Antonもこうして復活となれば楽しみなバンドが2つになったという見方もできるので結果オーライといったところでしょうか。「BRINGER OF PAIN」に比べると本作はメタル成分が高めという差異はあるものの、どちらもなかなかの力作だと思います。

【CD購入録】森重 樹一「GRACE」(2015)

  • 2017/11/11(土) 00:00:00

【CD購入録】
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森重 樹一「GRACE」(2015)

今年の10月にZIGGY名義としては約10年振りとなるアルバム「2017」をリリースした森重 樹一(Vo)のフルレンスとしては11枚目のソロアルバムを買いました。本作と「ELEVEN ARK」(2013)、「obsession」(2014)は3部作とみなされているそうです。プロデューサーに山本 陽介(G)を迎えたのが「ELEVEN ARK」からだったので森重/山本のタッグは本作で一区切りとなるのかもしれませんね。本作は音楽性としても過去2作品と同じベクトルにあるので3部作という位置づけにも納得感があるし、今回も森重 樹一らしいメロディを持ったハードロックが楽しめるものの即効性はそれほど高くないように思います。それでいてリピートするうちにこのアルバムにハマりつつある自分に気づくという感じでしょうか。佳曲揃いの本作の中でお気に入りを挙げるとすればメロディ、歌詞のメッセージ性の両方で森重 樹一らしさに溢れたミディアムバラード④「信じる道ならば」ですね。また森重バンドではお馴染みとなった清(B)が作曲した②「罪に溺れて」、⑨RU☆BYの2曲も好きです。彼女はソロアルバムを2枚リリースしているほか複数のバンドにベーシスト、コンポーザーとして関わっているようなのでいつかチェックしてみたいと思ってます。

【CD購入録】HELLOWEEN「PUMPKINS UNITED」(2017)

  • 2017/10/31(火) 00:00:00

【CD購入録】
PUMPKINS UNITED
HELLOWEEN「PUMPKINS UNITED」(2017)

Kai Hansen(G、Vo)Michael Kiske(Vo)が電撃復帰し、7人体制で敢行するPUMPKINS UNITED WORLD TOURで来年3月に来日予定のHELLOWEENが現ラインナップで緊急リリースしたデジタルシングル、その名もPumpkins Unitedを買いました。作詞作曲はKai、Andi Deris(Vo)、Michael Weikath(G)の3人、ボーカルはKai、Kiske、Andiという歴代シンガーが共演しています。曲調はキーパー時代を彷彿とさせる親しみやすいメロディを持ったパワーメタルで現メンバーによるスタジオ盤への期待が高まる1曲となっていますね。また歌詞には「riding the sky」、「eagle」、「we burn」、「wake up the mountain」、「walls in Jericho」などファンならニヤリとしてしまう単語が散りばめられている点も見逃せません。HELLOWEENは僕がHR/HMにハマるきっかけとなったバンドのひとつですが1995年当時はKaiとKiskeは既にバンドを離れていて、彼等がHELLOWEENに復帰するのは夢のまた夢という感じだったので今回の新曲リリースは感慨深いですね。D.C. Cooper(Vo)ROYAL HUNT復帰に続いて、不可能だと思っていたラインナップの復活がただただ嬉しくてヘビロテしています。ちなみにこの曲は11月1日発売予定の3CD+1DVD仕様のベストアルバム「SWEET SEDUCTIONS」には収録されないようです。

【CD購入録】KEE OF HEARTS「KEE OF HEARTS」(2017)

  • 2017/10/26(木) 00:00:00

【CD購入録】
KEE OF HEARTS
KEE OF HEARTS「KEE OF HEARTS」(2017)

FRONTIERS RECORDSの発案で誕生したKee Marcello(G/ex-EUROPE)Tommy Heart(Vo/FAIR WARNING、SOUL DOCTOR)を中心としたプロジェクトKEE OF HEARTSの1stアルバムを買いました。プロジェクト名のとおり中核をなすのはKeeとTommyの2人ですが作曲には関わっておらず、近年のFRONTIERS関連アルバムでよく目にするAlessandro Del Vecchio(Key)がメインコンポーザー兼プロデューサーを務めています。ここ最近(厳密に言えば2006年リリースの「BROTHER'S KEEPER」以降)のFAIR WARNINGにさほど満足できていないこと、FRONTIERSの作品は高品質ながら突き抜けたアルバムが少ないイメージがあったので様子見していましたが公開されている音源が好印象だったので購入。「今のFAIR WARNING以上に僕好みの曲が目白押し」というのが率直な感想ですね。本家の近作に漂っていたモヤモヤ感とは無縁のメロディアスでキャッチーなハードロックが次から次へと登場します。公開されているオフィシャル音源が①The Storm〜④Bridge To Heavenに集中していますが、それ以降もテンションが下がることなく楽しめました。贅沢を言えばKEE OF HEARTSの代名詞と呼べるようなキラーチューンが欲しいところですが、メロディックロックファンならば聴いて損はない1枚だと思います。

【CD購入録】DA VINCI「AMBITION ROCKS」(2017)

  • 2017/10/22(日) 00:00:00

【CD購入録】
AMBITION ROCKS
DA VINCI「AMBITION ROCKS」(2017)

本国ノルウェーで1989年にリリースした2nd「BACK IN BUSINESS」の日本盤がゼロ・コーポレーションから4年遅れで発売されメロディックロック愛好家の間で好評を博したものの、日本でその存在が知られた頃には既に解散状態だったというDA VINCIが28年振りに発表した3作目を買いました。今年に入ってADAGIO、NOCTURNAL RITESなどが久々に新作を届けてくれましたが一番驚いたのはDA VINCI復活ですね。オリジナルメンバーで今も在籍しているのはDag Selboskar(Key)、Gunnar Westlie(G)のみではあるものの音楽性に変化はなく北欧ハードポップが堪能できる1枚となっています。以前に比べると楽曲全体を包み込むキーボードが目立っているように思いますね。新加入のシンガーErling Ellingsenは良くも悪くもクセのないスタイルでDA VINCIサウンドにマッチしていて曲によってはTommy Heart(Vo/FAIR WARNING)っぽく聴こえる場面もあります。DA VINCI復活を強烈に印象づけるキラーチューンこそないものの④I've Come All This Way、⑥Rocket Of Frame、⑩Soul Survivorなどはお気に入りだし、オシャレな雰囲気が新鮮な⑬Touch Of Humanityもいいですね。バンド再始動の挨拶がわりのアルバムとしては上々の仕上がりだと思います。それにしてもDA VINCIが再結成したとなると90年代に活動を停止してしまったCLOCKWISE、Steven Anderson(G)辺りも気長に待っていれば復活してくれるのでは…という淡い期待を抱いてしまいますね。