【現在の愛聴盤】TALISMAN「CATS AND DOGS」(2003)

  • 2014/11/30(日) 00:00:00

【現在の愛聴盤】
CATS DOGS
TALISMAN「CATS AND DOGS」(2003)

今年に入ってマイブームとなっているTALISMANの後期作品の中で以前から持っていた唯一のアルバム(6作目)をヘビロテ中です。前作「TRUTH」(1998)とHUMANIMALで活動を共にしていたPontus Norgren(G)は脱退、前任者Fredrik Akesson(G)が復帰しています。「ヘ!ヘ!ヘェェェイ!!」というJeff Scott Soto(Vo)のシャウトとファンク要素の強い①Skin On Skinに面食らうものの、HR/HM好きなら理屈抜きで熱くなれるアップテンポ②Break It Down Again、リピートするに連れて味わいが増してくる③In Make Believe、④Love Will Come AgainMarcel Jacob(B)を中心とした演奏陣にスポットを当てた⑤Outta My Wayと続くアルバム前半はなかなかの手応え。後半にテンションが下がってしまうのが残念ですがJamie Borger(Ds)のペンによる爽やか系ミドル⑦Sorryは本作で一番のお気に入りです。ベテランらしい貫禄のある作品である一方、初期のアルバムに収録されていたような名曲が欲しくなる1枚でもありますね。

【現在の愛聴盤】TALISMAN「LIFE」(1995)

  • 2014/09/06(土) 00:00:00

【現在の愛聴盤】
LIFE.jpg
TALISMAN「LIFE」(1995)

9月3日にTALISMANの1st「TALISMAN」(1990)、2nd「GENESIS」(1993)がリマスター再発されたことを受けてTALISMAN特有の音楽性が完成の域に達した4th「LIFE」(1995)をリピート中です。初期2作品も良いけれど僕にとってTALISMANと言えば本作ですね。新しく取り入れたヘヴィネスとグルーヴが前作「HUMANIMAL」(1993)では強調され過ぎていた感がありましたが、今回は持ち前のメロディセンスと見事に融合しています。①Tears In The Sky、⑥Loveblind、⑨Bodyなどはこのバンドならではの名曲ですね。なお本作は先行で発売された国内盤と、リマスターの上ボートラとして未発表曲1曲とデモ音源3曲を追加した欧州盤とで曲順やミックスが異なります。僕はゼロ・コーポレーションから出ていた日本盤を最初に聴き、1993年に行われた初の来日公演の模様を収めたライブアルバム「5 OUT OF 5 LIVE IN JAPAN」と本作のヨーロッパ盤がセットになった2枚組を後で購入しました(勿論お目当てはライブの方)。聴き比べてみると音質の良さ、曲間が短くクロスオーバー気味に楽曲が繰り出されるミックスのハマリ具合などからヨーロッパ盤の方が好きなのですが不満がひとつあります。それは国内盤では①のラストで繰り広げられていたボーカルとベースの応酬がカットされていること。アルバム全体で見ても大きな聴きどころになっていたのに何故このようなミックスにしたのか疑問です…。この点にさえ目をつぶればライブとセットになった輸入盤の方が断然お得だと思います。

【現在の愛聴盤】FAIR WARNING「BEST AND MORE」(2012)

  • 2013/04/21(日) 00:00:00

【現在の愛聴盤】
BEST AND MORE
FAIR WARNING「BEST AND MORE」(2012)

HR/HMを聴くようになった1995年に出会って以降、僕の中でメロディアスハードロックバンドの最高峰として君臨し続けているFAIR WARNINGの2枚組ベスト盤をレンタルして聴いています。バンドはこれまでに「EARLY WARNINGS 92-95」(1997)、「A DECADE OF FAIR WARNING」(2001)とベストアルバムを2枚発表しているものの前者は初期2作品からのみの選曲でベスト盤リリースのタイミングとしては時期尚早、後者はレコード会社の版権のしがらみでデビュー作にして名盤の「FAIR WARNING」(1992)からの収録曲が少ないなど不満が残る作品だったのに対して本作は2枚組で全32曲というボリュームで充実していますね。

【トラックリストと収録作品】
DISC-1
01. Burning Heart(Live)(ライブ盤「TALKING AIN'T ENOUGH」)
02. Save Me(3rd「GO!」)
03. All On Your Own(3rd「GO!」)
04. Longing For Love(1st「FAIR WARNING」) 05. When Love Fails(1st「FAIR WARNING」)
06. Angels Of Heaven(3rd「GO!」)
07. Out On The Run(Live)(ライブ盤「TALKING AIN'T ENOUGH」)
08. Don't Give Up(2nd「RAINMAKER」)
09. Long Gone (1st「FAIR WARNING」)
10. Generation Jedi(Live)(ライブ盤「TALKING AIN'T ENOUGH」)
11. Don't Keep Me Waiting(5th「BROTHER'S KEEPER」)
12. Still I Believe(Live)(ライブ盤「TALKING AIN'T ENOUGH」)
13. Heart On The Run(4th「FOUR」)
14. Here Comes The Heartache(6th「AURA」)
15. I'll Be There(3rd「GO!」)
16. I Fight(4th「FOUR」)
17. The Way You Want It(3rd「GO!」)

DISC-2
01. Rock 'N' Roll (Live)(LED ZEPPELINのカバー。未発表音源)
02. A Little More Love(Live)(ライブ盤「LIVE IN JAPAN」)
03. Come On(シングル「SAVE ME」)
04. The Heart Of Summer(2nd「RAINMAKER」)
05. Angel Of Dawn(Live)(ミニライブ盤「LIVE AT HOME」)
06. The Call Of The Heart(Live)(ライブ盤「LIVE IN JAPAN」)
07. Rain Song(ミニライブ盤「LIVE AT HOME」)
08. Like A Rock(ライブ盤「LIVE AND MORE」DISC-2)
09. Out Of The Night (ライブ盤「LIVE AND MORE」DISC-2)
10. Meant To Be(ライブ盤「LIVE AND MORE」DISC-2 )
11. Don't Count On Me(6th「AURA」)
12. Just Another Perfect Day(6th「AURA」)
13. Light In The Dark(シングル「ANGELS OF HEAVEN」)
14. Man On The Moon(Live)(ライブ盤「LIVE AND MORE」DISC-1)
15. Children's Eyes(シングル「IN THE GHETTO」)

ポイントは選曲対象が各スタジオ盤だけでなくライブ作品やシングルにまで及んでいるためDISC-2③Come On、DISC-2⑬Light In The Darkなどの隠れた名曲も収録されている点ですね。FAIR WARNINGファンの僕はシングル、ライブ盤を含めて(おそらく)全ての音源を持っているため、初めて聴くのはDISC-2①Rock 'N' Roll (Live)のみですが、これはまぁオマケという感じですね。選曲を見ると、あの曲を入れて欲しかった(名曲が多いバンドならではの贅沢な悩み)だとか、Andy Malecek(G)のソロが楽曲のハイライトだったDISC-1①Burning Heart、流石のTommy Heart(Vo)も高音がキツそうなDISC-1⑫Still I Believe、DISC-2⑤Angel Of Dawnなどはアルバムバージョンの方が良かっただとか気になる点があるのは事実ながら、全体的には押さえるべき曲は押さえられているのでFAIR WARNING入門用としては最適なアルバムだと思います(スタジオ盤から聴くなら「GO!」が断然お薦め)。ここ最近のアルバムは名曲とそれ以外の差が大きいため今ひとつのめり込めずにいるのですが、こうしてベスト盤を聴いていると4月24日にリリースされる7th「SUNDANCER」に期待したくなってしまうんですよね…。

【現在の愛聴盤】HARDCORE SUPERSTAR「THE PARTY AIN'T OVER 'TIL WE SAY SO...」(2011)

  • 2013/02/14(木) 00:00:00

【現在の愛聴盤】
THE PARTY AINT OVER TIL WE SAY SO
HARDCORE SUPERSTAR「THE PARTY AIN'T OVER 'TIL WE SAY SO...」(2011)
2000年に「BAD SNEAKERS AND A PINA COLADA」でワールドワイドデビューを果たし、これまでにフルアルバム7枚とライブDVDを1枚リリースしてきたHARDCORE SUPERSTAR初のベストアルバムをレンタルして聴いています。

【トラックリストと収録アルバム】
01. We Don't Need A Cure(新曲)
02. We Don't Celebrate Sundays(4th「HARDCORE SUPERSTAR」)
03. Moonshine(7th「SPLIT YOUR LIP」)
04. My Good Reputation(4th「HARDCORE SUPERSTAR」)
05. Wild Boys(4th「HARDCORE SUPERSTAR」)
06. Someone Special(1st「BAD SNEAKERS AND A PINA COLADA」)
07. Dreamin' In A Casket(5th「DREAMIN' IN A CASKET」)
08. Into Debauchery(6th「BEG FOR IT」)
09. Here Comes That Sick Bitch(7th「SPLIT YOUR LIP」)
10. Last Call For Alcohol(7th「SPLIT YOUR LIP」)
11. Beg For It(6th「BEG FOR IT」)
12. Liberation(1st「BAD SNEAKERS AND A PINA COLADA」)
13. Bastards(5th「DREAMIN' IN A CASKET」)
14. Medicate Me(5th「DREAMIN' IN A CASKET」)
15. Standin' On The Verge(4th「HARDCORE SUPERSTAR」)
16. Still I'm Glad(3rd「NO REGRETS」)
17. Have You Been Around(1st「BAD SNEAKERS AND A PINA COLADA」)
18. Shame(2nd「THANK YOU(FOR LETTING US BE OURSELVES)」)
19. Honey Tongue(3rd「NO REGRETS」)
20. Run To Yur Mama(7th「SPLIT YOUR LIP」)

このバンドのスタジオ盤を全て持っている僕としては未発表新曲①We Don't Need A Cureが目当てで本作を聴いてみたのですが、その肝心の①は子供のコーラスや民謡風のテイストもあるHARDCORE SUPERSTARとしては異色のミドルチューンでなかなかの佳曲。バンドの本道とは違うスタイルの楽曲なのでベスト盤の1曲目ではなくラストに配置すべきナンバーのような気もしますが、敢えて冒頭に持ってくるという不敵さも彼等らしいですね。それ以降の19曲については「これは外せない」というものから「他の曲を入れて欲しかった」というものまでありますが、CDランニングタイムの限界近くまで収録してくれているので、このバンドに入門するためのベスト盤としてはありがたいかもしれません。初期3作品はバンドが音楽性を模索している状態だったので当たり外れががある一方で意外性が感じられ、4th「HARDCORE SUPERSTAR」(2005)以降では自身のサウンドが固まってきて、その枠の中で優れた曲を量産してくれているという印象ですね。現在の安定感も捨て難いけれど、初期のような冒険をしてくれても面白いかな…とデビュー作から3rd「NO REGRETS」(2003)までの曲が続く終盤を聴いて思いました。

【現在の愛聴盤】RAPHAEL「不滅華」(2001)

  • 2012/04/27(金) 00:00:00

【現在の愛聴盤】
不滅華
RAPHAEL「不滅華」(2001)

少し前の話になりますがヴィジュアル系メタルバンド(と僕が見なしている)RAPHAELの復活が報じられて以来、彼等のアルバムの中でもお気に入り盤の「不滅華」(2001)をよく聴いています。簡単にRAPAHELというバンドを紹介させてもらうと、彼等は1997年にYUKI(Vo)、YUKITO(B)、HIRO(Ds)そして華月(かずき)(G)の4人で結成。インディーズ時代から注目を集めていたバンドは1999年にシングル「花咲く命ある限り」でメジャーデビュー、また同年に1stフルレンスアルバム「MIND SOAP」をリリースして翌年には日本武道館公演を行うなど、バンドの人気は更に加速していったようです(メンバーはまだ当時、高校生だったといのも驚き)。「キャプテン」こと和田 誠さんがメロディックメタルバンドの有望株として紹介したり、BURRN!誌にも掲載されたりしていた記憶があるのでHR/HMシーンでもそれなりに名前が知られていたと思います。ところが、2000年10月31日に殆どの楽曲を手がけていたリーダー華月が19歳の若さで急逝(原因は鎮静剤の多量摂取だそうです)。その後は活動を休止していたのですが、華月の誕生日である4月7日に12年振りとなる復活ライブを華月の命日である10月31日と11月1日の2日間に渡って開催することを発表しました。

僕がRAPHAELと出会ったのは、何気なく立ち寄ったレンタルCDショップで試聴して即座に気に入った2000年発表のシングル「LOST GRADUATION」がきっかけでした。その後、フルアルバムもリリースされていることを知り購入。クサメタルの名曲「花咲く命ある限り」に悶絶したのを覚えています。クセのあるボーカルや思春期ならではの葛藤や繊細な気持ちをストレートに乗せた歌詞がHR/HMリスナーにとっては好き嫌いが分かれるかもしれませんが、メロディのクオリティは一級品。それだけに中心人物の華月の急死によって、バンドが活動できなくなってしまったのはショックでした。まだ粗削りな部分が感じられたデビューアルバム「MIND SOAP」以上の姿をその後に発表した「EVERGREEN」(2000)、「秋風の狂詩曲(ラプソディー)」(2000)といったシングルで提示しつつあったので、2ndアルバムでどんな成長を遂げているか楽しみだったんですけどね…。今でこそVERSAILLES、摩天楼オペラ(こちらは未聴)といったヴィジュアル系メタルバンドが活躍していますが、僕の中で「その手のバンド」といえば、まずRAPHAELが頭に浮かびますね。半ば伝説化しつつあったバンドが現在の姿を見せる今回の復活ライブを熱心なファンの皆さんの間でどう受け止められているのかわかりませんが、このニュースを目にして久々にRAPHAELの音楽に浸っている今日この頃です。

RAPHAELのオフィシャルサイトはこちら

【僕が大好きなRAPHAELの楽曲3選】
・花咲く命ある限り

デビュー当時のSONATA ARCTICAを彷彿とさせるキラドコサウンドと往年のDARK MOOR級のクサメロが融合した記念すべきバンドのメジャーシングル。「み~に~く~い ほ~どに~ き~れ~い~に な~るわぁ♪」の歌詞も耳に残ります。

Lost Graduation

僕がこのバンドと出会った思い出深い1曲。クサメロだけでなく癒しの旋律も持ち味としているRAPHAELらしさが溢れています。

タッチ

RAPHAELのオリジナル曲ではありませんが、数あるアニソンのメタルカバーの中でもこの曲のアレンジは秀逸なので。歌詞の世界観もバンドにマッチしていると思います。

【現在の愛聴盤】森重 樹一「KING'S ROAD ZIGGY 25th ANNIVERSARY CEREBRATION ALBUM」(2009)

  • 2009/12/28(月) 00:00:00

【現在の愛聴盤】
KINGS ROAD
森重 樹一「KING'S ROAD ZIGGY 25th ANNIVERSARY CEREBRATION ALBUM」(2009)

現在は活動休止状態となっているジャパニーズ・ハードロックンロールの最高峰ZIGGYのフロントマン、森重 樹一による最新ソロアルバムをレンタルして聴いています。この「KING‘S ROAD」はサブタイトルに「ZIGGY 25th ANNIVERSARY CEREBRATION ALBUM」と銘打たれているように、ZIGGYの楽曲に森重が大胆アレンジを施してカバーしている企画盤です。ZIGGYといえばハイパーでエネルギッシュなハードロックンロールバンドというイメージがありますが、本作にはそんなZIGGY像はありません。打ち込みサウンドを多用した本作のアレンジはロックというよりポップミュージックと言った方が良さそうだし、ディスコ調のものからラウンジミュージックと呼べそうなものまであるので評価が分かれるかもしれませんね。僕も最初は違和感を覚えましたが、バックの演奏の存在感をグッと抑えて森重の歌にスポットを当てた本作も面白いのではないでしょうか。歌メロが際立つアレンジであるため、全体的にメロディの良さが浮き彫りになっている曲が多いですね。お洒落なバラードに姿を変えたZIGGYの代名詞⑤Gloriaもお見事。ちなみに新曲も1曲(⑪JOY OF LIFE)収録されていて、これまた出色の出来です。ZIGGYというバンドと同じサウンドではありませんが、ZIGGYの楽曲を今の森重 樹一の歌で楽しむには良い作品だと思います。

【現在の愛聴盤】SHINEDOWN「THE SOUND OF MADNESS」(2008)

  • 2009/11/21(土) 00:00:00

【現在の愛聴盤】
THE SOUND OF MADNESS

2008年にHR/HM系のサイト、ブログでその名前を目にすることの多かったSHINEDOWNの3rd「THE SOUND OF MADNESS」をレンタルして聴いています。グランジ/オルタナティブ隆盛後のアメリカン・ハードロックの王道を行くボーカルオリエンテッドな作風はNICKELBACK、DAUGHTRY、BLACK STONE CHERRYといったバンドを連想させ、その中でもNICKELBACKに一番近い印象です。本作については相互リンクさせていただいているむーじゅさんの「はぐれメタラーの音遊生活」で的確にレビューされているので、僕としては「その通り!」と言うしかないのですがPVも制作されたオープニングトラック①Devourの理屈抜きのカッコよさはずば抜けていると思うし、ハネるリズムが肝の⑦Sin With A Grinのサビメロを荒々しい男前歌唱で聴かせたかと思うと、パワーバラード⑧What A Shameでは伸びやかで温かみのあるボーカルを堪能させてくれるBrent Smith(Vo)の絶品ボーカルに惚れ惚れしてしまいます。上に挙げたNICKELBACK、DAUGHTRYなど、このところアメリカン・ハードロックバンドで良作が多いですね。

【現在の愛聴盤】SUPERFLY「BOX EMOTIONS」(2009)

  • 2009/10/13(火) 00:00:00

【現在の愛聴盤】
先日、未聴だったSONATA ARCTICAの4th、5thアルバムを聴いておきたいという気持ちがムクムクと出てきたので、その2枚を含めて全部で10枚くらいのCDをレンタルショップで借りてきました。好きなアルバムはブックレットや歌詞カードを読みながら、じっくり聴きたいですが、買うほどではないけれど聴いておきたいアルバムを入手するのにレンタルは重宝しています。そんな10枚近くのレンタル作品の中でも、HR/HM系のCD以上にリピートしているのがこちら。

BOX EMOTIONS
SUPERFLY「BOX EMOTIONS」(2009)

セルフタイトル作「SUPERFLY」でデビュー後、その勢いは止まることを知らず今や日本のメジャーシーンで乗りに乗っているアーティストの1人となったSUPERFLYの2ndです。全13曲のうち半数近く(5曲)がドラマやCMのタイアップ曲で、それらをアルバム前半に集中させる作風は前作と同じですね。冒頭2曲が①Alright!!、②How Do I Survive?という勢いのある楽曲(どちらもシングル曲)なので、作品にすんなり入っていけました。そんなシングル曲以外もなかなか充実していて、どこか懐かしい雰囲気もある⑩「春のまぼろし」が特に好きです。スコーンと突き抜けるような越智 志帆(Vo)の力強い歌声は相変わらず凄みがありますが、やや直線的過ぎるような気も…。本作はかなり売れているみたいなので、おそらく2009年のJ-POPを代表する1枚と言われるんでしょうね。僕も好きです、このアルバム。実は本作と一緒にレンタルした邦楽アルバムはもう1枚あるのですが、それはまた別の機会に…。

【現在の愛聴盤】DREAM THEATER「THE TWELVE-STEP SUITE」(2002-2009)

  • 2009/07/25(土) 09:46:34

【現在の愛聴盤】
このところDREAM THEATERの作品を重点的に取り上げ「DREAM THEATER祭」状態のこのブログですが、この記事をもってお祭りは一段落となりそうです。

2002年に発表した6th「SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE」の1曲目Glass Prisonに始まり、その後This Dying Soul(7th「TRAIN OF THOUGHT」2曲目)~The Root Of All Evil(8th「OCTAVARIUM」1曲目)~Repentance(9th「SYSTEMATIC CHAOS」5曲目)と続き、The Shattered Fortress(10th「BLACK CLOUDS & SILVER LININGS」4曲目)で完結した「アルコール依存症を克服するための12のステップシリーズ」全5曲のプレイリストを作り、よく聴いています。このシリーズはThe Twelve-step SuiteまたはThe Alcoholics Anonymous Suiteと呼ばれ、バンドのブレインであるMike Portnoy(Ds)も体験したアルコール依存症とその克服をテーマにした組曲で、Bill Wilsonが提唱した12のステップが主題となっています。

これまでは各アルバムの収録曲のひとつとして、これらの楽曲を聴いていましたが、こうして5曲を繋げてみると印象が違うというのも興味深いですね。同一のメロディやフレーズが登場することから、過去の楽曲の焼き直し、メロディの使い回しだと批判する声もあるようですが、この5曲は音楽/歌詞の両面で関連性を持つ組曲なんだと考えると、このような手法は必然であるようにも思えてきます。

簡単に全5曲、12のステップに分かれる各パートの感想をまとめてみました。ブックレットを見ても、どこで区切られているのか記載がないため、僕の主観で各ステップを区切っています。

1. The Glass Prison(13:52)
発表当時はDREAM THEATERの全レパートリーの中で、最もヘヴィで攻撃的な曲だと思いました。独立した1曲としても完成度の高いこの曲から57分にも及ぶ組曲が始まります。

Step I. "Reflection"(0:00~6:00頃)
5th「METROPOLIS PART2」のエンディングでも使われたレコードノイズ音から静かで不気味なイントロへと繋がり、そこから凶暴なリフが響き渡ります。熱いインストバトルが繰り広げられるヘヴィなパートもあって組曲の幕開けにピッタリです。

Step II. "Restoration"(6:00頃~9:40頃)
ややスピードダウンし、少し地味に思えるパートではあるかな。1曲目The Glass Prison~3曲目The Root Of Evilに共通する
"I can't break out of this prison all alone"
一人ではこの監獄から抜け出せない
という歌詞が初めて登場します。

Step III. "Revelation"(9:40頃~13:52)
John Myung(B)のソロが口火となり激しいインストパートへ突入。ボーカルパートはラストの1分弱しかありませんが、歌メロが凄く耳に残ります。

2. This Dying Soul(11:27)
Glass Prisonのフレーズを交えつつ、Glass Prison以上に重たく激しいナンバー。後の楽曲においても、この曲のフレーズがよく再登場しているので、このシリーズの中心的存在ではないかと勝手に思っています。

Step IV. "Reflections Of Reality (Revisited)"(0:00~6:30頃)
John Petrucci(G)のヘヴィなリフとPortnoyのツーバスで始まるアグレッシブなパート。ヘヴィなだけでなく5:45頃からはJordan Rudess(Key)による優雅なピアノも登場し、This Dying Soul前半のクライマックスを盛り上げています。

Step V. "Release"(6:30頃~11:27)
このパートの歌メロの一部がMETALLICAのBlackend(「...AND JUSTICE FOR ALL」収録)にソックリなのは非常に有名みたいですね。
そんなボーカルパートの後に登場する9:00頃からのソロパートは圧巻。特に10:30以降はとてつもない緊張感を放っています。

3. The Root Of All Evil(8:25)
これまでの2曲と比べると攻撃性はやや控えめで、この組曲の中では8分台と最も短い楽曲です。「OCTAVARIUM」の1曲目として聴いていた時より、組曲の3曲目として聴いた方が魅力的に思えます。

Step VI. "Ready"(0:00~3:50頃)
最初のリフはThis Dying Soulのエンディングを少しスローにした感じです。「OCTAVARIUM」発表当時のDREAM THEATERは前作のエンディングと次回作のオープニングに連続性を持たせるという試みにチャレンジしていたため、前作「TRAIN OF THOUGHT」2曲目にあたるThis Dying Soulと、「OCTAVARIUM」1曲目のこのパートの繋がりは若干不自然になってますね。

Step VII. "Remove"(3:50頃~8:25)
バンドの激しい面が強調されていたGlass Prison、This Dying Soulの2曲と耽美バラードRepentanceを繋ぐ橋渡し的役割を担っているだけでなく、終盤のボーカルメロディが素晴らしいパートです。インストバトルもありつつ、メロディを聴かせる姿勢が強調されてますね。

4. Repentance(10:43)
この組曲で唯一のバラード。耽美的でメロウなこの曲が、組曲として聴いたときに絶妙なアクセントとなっています。Portnoy曰く「いつか、この組曲を連続して演奏するときに、アドレナリンが湧き出るものばかりだと死んでしまうので、楽曲は進行中でも休憩できるようなものを入れたかった」のだとか。

Step VIII. "Regret"(0:00~5:45頃)
IV. "Reflections Of Reality (Revisited)"と同じく
"Hello mirror, so glad to see you my friend. It's been a while"
「こんにちは、鏡、しばらくだったね、会えて嬉しいよ…」
という歌い出しで曲がスタートします。ただし、ここでその一節を歌っているのはJames LaBrie(Vo)ではなくPortnoyです。このパートの終盤にはPetrucciによる極上のギターソロが収録されています。

Step IX. "Restitution"(5:45頃~10:43)
ここがPortnoyが言うところの休憩パートかな?全て語りです。ゲストがそれぞれ朗読パートを担当しているのですが、そのゲストが非常に豪華。

Mikael Akerfeldt(Vo、G/OPETH)、Jon Anderson(Vo/YES)、David Ellefson(B/ex-MEGADETH)、Daniel Gildenlow(Vo、G/PAIN OF SALVATION)、Steve Hogarth(Vo/ex-Marillion)、Chris Jericho(Vo/FOZZY)、Neal Morse(Vo/ex-SPOCK’S BEARD、TRANSATLANTIC)、Joe Satriani(G)、Corey Taylor(Vo/SLIPKNOT)、Steve Vai(G)、Steven Wilson(Vo、G/PORCUPINE TREE)

という錚々たる顔ぶれです。

5. The Shattered Fortress(12:49)
組曲のエンディングに相応しく、これまでの楽曲にあったメロディをダイジェスト的に、時には少し違う形にアレンジして再登場させています。フェードインから始まるオープニングと、再びGlass Prisonに戻るラストが素晴らしいですね。

Step X. "Restraint"(0:00~5:30頃)
冒頭で"Freedom"とPortnoyが歌い、"calls my name"と返すLaBrieとのやりとりは、II. "Restoration"の歌い出しでPortnoyの"Run"に対してLaBrieが"fast from the wreckage of the past A shattered glass prison wall behind me"と歌うパートを連想させます。

Step XI. "Receive"(5:30頃~9:20頃)
このパートの大半はIV. "Reflections Of Reality (Revisited)"、VII. "Remove"と同じメロディで構成されています。エンディング前に、組曲の肝となるメロディと歌詞が再登場しているという感じです。

Step XII. "Responsible"(9:20頃~12:49)
火花散るインストパートに続くラスト1分に印象的なボーカルパートを入れるという手法はIII. "Revelation"と同じですね。
組曲を締めくくる歌詞が非常に深いです。
"I am responsible when anyone, anywhere Reaches out for help, I want my hand to be there"
「俺には責任がある。誰でも、何処でも、助けを求めて手を差し出した時、俺の手がそこにあるようにしたい」
これはPortnoyが12のステップでアルコール依存症を克服する中で導き出した答えなのかもしれません。
そしてアウトロではGlass Prison冒頭のメロディやThe Root Of All Evilのドラムパートが顔を出しつつ、最後はGlass Prisonの始まりと同じレコードノイズでこの組曲は幕を降ろします。

ちなみに、この組曲について調べる中で知ったのですが、The Mirror(3rd「AWAKE」収録)という楽曲もPortnoyのアルコール依存症体験をテーマにしたものだそうです。そういえば、The Mirrorの歌詞にはThis Dying Soulに登場する4つ目のステップであるReflections Of Realityという言葉も出てくるし、そのIV. "Reflections Of Reality (Revisited)"とVIII. "Regret"では"Hello mirror, so glad to see you my friend. It's been a while"、X. "Restraint"では"Look in the mirror What do you see? "という一節もあり、Mirrorという単語をしばしば使っている辺りも関連性を感じさせますね。

既にPortnoyが公言しているように、ライブでこの組曲を繋げて演奏する計画があるそうです。全12ステップをテーマにした5曲だけでもいいけど、そこにThe Mirrorを絡ませてくれたら嬉しいな。各アルバムに収録されている5曲を繋げて聴いていると、曲間の繋ぎに不自然さを感じる部分もあるので、早く完全版を聴きたいです。この5曲の曲間を編集して繋げている音源を見つけました。こういう繋ぎ方をしてくれるといいですね。

今はThe Twelve-step Suiteがひとつの音源としてリリースされる日を楽しみに待ちたいと思います。

・Twelve-Step Transitions


・Twelve-step Saga Samples

【現在の愛聴盤】STRATOVARIUSの初期4作品

  • 2009/04/05(日) 09:23:07

【現在の愛聴盤】
Timo Tolkki(G/ex-STRATOVARIUS)を除くSTRATOVARIUSのメンバーが新ギタリストMatias Kupiainenを迎えて5月に通算12作目のアルバム「POLARIS」を発表すると言えば、自身の新バンドREVOLUTION RENAISSANCEの2作目を3月にリリースしたTolkkiも、Antti Ikonen(Key)Tuomo Lassila(Ds)という元STRATOVARIUS組を呼び戻して「RETURN TO DREAMSPACE」(仮題)なる作品を9月に発表すると宣言するなど、STRATOVARIUS周辺がにわかに慌しくなってきた今日この頃。
復習の意味も兼ねてSTRATOVARIUSの1作目~4作目を聴いています。

僕の中でSTRATOVARIUSというバンドは、

Tuomo LassilaとTimo Tolkkiが二人三脚で牽引していた第一期
1st「FRIGHT NIGHT」(1989)
2nd「TWILIGHT TIME」(1992)
3rd「DREAMSPACE」(1994)
4th「FOURTH DIMENSION」(1995)

黄金のラインナップが揃い、メロディック・パワーメタルの覇者として君臨した第二期
5th「EPISODE」(1996)
6th「VISIONS」(1997)
7th「DESTINY」(1998)
8th「INFINITE」(2000)

メロパワから少し距離を置くと同時にメンバー間にピリピリムードが出てきた第三期
9th「ELEMENTS PART1」(2003)
10th「ELEMENTS PART1」(2003)
11th「STRATOVARIUS」(2005)

という期間で分けて見ています。Tolkki脱退後は第四期ということになりますね。

現在リピート中の第一期作品4枚については、僕にとって名曲と呼べるものが存在する反面、どうしても好きになれない楽曲も多くて1枚の作品として聴くよりも好きな楽曲をピックアップして聴くアルバムという印象が強いです。

「FRIGHT NIGHT」(1989)
FRIGHT NIGHT
まだ荒削りな部分が多くダイヤの原石状態だったデビュー作。
【お気に入り曲】
⑨Goodbye


「TWILIGHT TIME」(1992)
TWILIGHT TIME
バンド初期の名曲Hands Of Timeを収録した日本デビュー盤。
【お気に入り曲】
②Hands Of Time
⑦Out Of The Shadows


「DREAMSPACE」(1994)
DREAMSCAPE.jpg
Timo Tolkkiがボーカルも兼任していた体制でのラストアルバム。好きな曲も多いのですが、15曲収録と曲数が多いのが玉に瑕。
【お気に入り曲】
①Chasing Shadows
③Eyes Of The World
④Hold On To Your Dream
⑥We Are The Future
⑦Tears Of Ice
⑬Shattered


「FOURTH DIMENSION」(1995)
FOURTH DIMENSION
専任ボーカリストTimo Kotipelto(Vo)が加入し、メロディック・パワーメタル色が濃厚に。僕が初めて聴いたSTRATOVARIUSの作品はこれです。
【お気に入り曲】
①Against The Wind
②Distant Skies
③Galaxies


お気に入り曲として挙げた楽曲は、今聴いても素晴らしいと思える曲が多いです。

実はこれら4作品を僕がHR/HMと出会った1995年に買い揃えて以降、9th「ELEMENTS PART1」までチェックしていたのですが、社会人になった時に「VISIONS」、「DESTINY」、「INFINITE」以外を売ってしまっていたので最近レンタルしてi-podに取り込みました。また、一緒に「EPISODE」、「ELEMENTS PART1」と未聴だった「ELEMENTS PART2」、「STRATOVARIUS」もレンタルしたので、しばらくはストラト漬けの日々を送ることになりそうです。

【現在の愛聴盤】MR.BIG「BIG BIGGER BIGGEST THE BEST OF MR. BIG」(1996)

  • 2009/02/11(水) 10:23:47

【現在の愛聴盤】
BIG BIGGER BIGGEST

BURRN!3月号で大きく取り上げられていたMR. BIGの再結成。個人的には名盤と言われている2nd「LEAN INTO IT」をレンタルで、Paul Gilbert(G)脱退後初のアルバム5th「GET OVER IT」を友人から借りて聴いたことがあるだけなので、このバンドのビッグファンというわけではありません。そんな僕も彼らのベスト盤は持っているので、久し振りにCDラックから引っ張り出して聴いています。改めて聴くといい曲が多いですね。僕が持っているのは国内盤とは曲順の異なる輸入盤で収録曲は以下の通りです。

01. Addicted To That Rush
02. Rock & Roll Over
03. Green-Tinted Sixties Mind
04. To Be With You
05. Just Take My Heart
06. Daddy, Brother, Lover, Little Boy
07. Wild World
08. Colorado Bulldog
09. Promise Her The Moon
10. Nothing But Love
11. Take Cover
12. Goin' Where The Wind Blows
13. Seven Impossible Days
14. Not One Night
15. Unnatural
16. Stay Together

僕が特に好きなのは①、③、④、⑤、⑥、⑦、⑧、⑪、⑫、⑯ですね。BURRN!3月号のインタビューの中で「MR.BIGの楽曲の中でお気に入りは?」と聞かれて、Paulが挙げていた6曲(③、④、⑤、⑥、⑪、⑯)全てが僕のお気に入りと重なっていて嬉しくなりました。今のところは再結成ツアーだけとのことですが、もし新作を作るなら作曲面はPaul主導でいってくれたらいいのになぁ。Eric Martin(Vo)が女性ボーカルもののJ-POPをカバーした企画盤「MR.VOCALIST」(2008)を発表した時には、そのリリース時期と企画内容に「?」となりましたが、今回の再結成の伏線になっていたのかなと今になって思います。そして触れておきたいのがPaulの後任を務め、2枚のアルバムに参加したRichie Kotzen(G)についてです。今回のインタビューでEric、Billy Sheehan(B)、Pat Torpey(Ds)の3人共がRichieの実力を認めながらも、「Richie在籍時のMR.BIGは別物」みたいな発言をしていて、ちょっとかわいそうになりました。Richieの持ち味であるR&B風でファンキーなハードロックは僕の大好きなタイプではないけど、2007年にリリースした「RETURN OF THE MOTHER HEAD’S FAMILY REUNION」は結構好きなので、自身のバンドでの活躍を祈っています。

【現在の愛聴盤】VALENTINE「CHRISTMAS IN HEAVEN」(1997)

  • 2008/12/24(水) 08:13:36

【現在の愛聴盤】
CHRISTMAS IN HEAVEN.jpg
VALENTINE「CHRISTMAS IN HEAVEN」(1997)

【現在の愛聴盤】
今日はクリスマスイヴ…ということで、この時期ならではの作品を聴いています。本作はVALENTINEの4th「VALENTINE 4‐UNITED」(1997)からのセカンドシングルで、①Christmas In Heavenに未発表曲4曲を加えた構成です。「VALENTINE 4‐UNITED」の中でもかなりのお気に入りだったタイトルトラックだけでなく、他の楽曲もかなり充実しているのが本作のいいトコロ。

②1st X-Mas Without U(Dedicated To My Father)
タイトル通りロビー様の亡き父親に捧げられたバラードで大切な人を失った悲しみの中に、希望の光が差し込むような美しいコーラスが印象的。

③F Chopin/Fantasie #8211; Impromptu Op.66(ショパンの幻想即興曲)
ショパンのピアノ即興曲をカバー。「ピアニスト」ロビー様の華麗な演奏にウットリ。

④I Believe In You (Mozart Version)
ソロデビュー作「ROBBY VALENTINE」に収録されていた名曲をリメイク。モーツァルトバージョンというだけあって大幅にアレンジが変わっているだけでなく、歌詞も父親への想いを綴る内容となっています。

⑤L.V. Beethoven Symphony No.9-4th Mov-Ode "An Die Freunde"(交響曲第9番「合唱」から第4楽章"歓喜の歌")
ベートーベンの「喜びの歌」をゴージャスかつ華やかにアレンジ。クリスマスソングだけでなく、新年を迎えるに相応しいこういった楽曲を収録しているのがニクイですね。

VALENTINEというと、QUEENからの影響が色濃いというイメージがありましたが、本作の楽曲に関して言えばQUEENっぽさはほとんど感じません。シングル/ミニアルバム形式の作品は繰り返し聴くことは少ないのが正直なところですが、この作品は購入してから毎年この時期に聴いている1枚です。

今日は早めに仕事を切り上げて、ケーキでも買って帰ろうと思ってます。
皆様も良いクリスマスを。

【現在の愛聴盤】YU CHYI「C'EST LA VIE」(1999)

  • 2008/12/08(月) 08:02:59

【現在の愛聴盤】
YU CHYI CEST LA VIE
YU CHYI「C'EST LA VIE」(1999)

寒さ本番となってきたこの時期にムショーに聴きたくなるのが、台湾の歌姫Yu Chyi(発音はユ・チャイまたはユ・チー?)のアルバム「C’EST LA VIE」(1999)です。本国ではかなり有名な人らしく1979年のデビュー以来、コンスタントに活動を続けています。どうして僕が彼女の作品に関心を持つようになったかというと、本作にはSTRATOVARIUSの名バラードForeverのカヴァーが収録されているからなんです。Timo Kotipelto(Vo)の脆くも切ない歌唱も良かったですが、本作のヴァージョンを聴いて改めて良い曲だなぁとしみじみ。本作は他にもE.L.PC’est La VieBette MidlerThe Roseをカヴァーしてたり、オリジナル曲も収録されていたりと充実の2枚組です(歌詞は曲によって英語/中国語)。

Foreverをライブで歌っている音源がありましたので、ご紹介します。
・Forever(Live)

見た目もお美しいというのもポイントですね。

【現在の愛聴盤】THE RASMUS「INTO」(2001)

  • 2008/10/09(木) 06:25:05

【現在の愛聴盤】
INTO
THE RASMUS「INTO」(2001)

いよいよ新作が発売!ってことで、現在のヘビーローテーションはTHE RASMUSです。僕が持ってる「INTO」(2001)、「DEAD LETTERS」(2004)、「HIDE FROM THE SUN」(2005)を改めて聴き返している中で、代表作は「DEAD LETTERS」なんですけど今一番はまっているのが「INTO」です。他の2作が湿り気たっぷりの哀愁ゴシック路線なのに対して、この「INTO」はポップで快活、爽やかなイメージがあって、どこか日本のロックバンドスピッツを思い出させる1枚です。勿論、THE RASMUS節ともいうべき哀愁と泣きを含んだメロディも健在。今も⑤Heartbreaker⑧Small Townという、このアルバムならではの2曲をリピート中です。なのに未だに日本盤が出てないなんて…。僕が持ってる3作品の中でも最もとっつき易い1枚だと思うんだけどなぁ。と思いつつ日本盤発売元のユニバーサルのHPを見たら、最新作「BLACK ROSES」は10月29日発売とのこと。あれ?10月8日だと思ってたのに、いつの間にか延期になってたのかな。輸入盤はもう出ているようですが、国内盤を待とうと思います。

【現在の愛聴盤】LORDI「THE MONSETERICAN DREAM」(2004)

  • 2008/09/02(火) 07:49:10

【現在の愛聴盤】
THE MONSETERICAN DREAM
LORDI「THE MONSETERICAN DREAM」(2004)

地元フィンランドで絶大な人気を誇る文字通りのロックモンスターLORDI待望の新作(4th)が、この秋にリリース。ということで、今のマイブームはLORDIです。ずば抜けた完成度だったデビュー作、ヨーロッパ最大のソングコンテスト「ユーロヴィジョン」優勝ソングHard Rock Hallelujahを引っさげて日本デビューを果たした3rdに比べると、この2ndは地味な印象が拭えません。しかし本作には僕がLORDIの全レパートリーの中で一番好きな名曲④My Heaven Is Your Hellが収録されてるだけで、買う価値があったというもの。その他にも③Blood Red Sandmanなど秀曲が多いのに、彼らの作品の中で本作のみが日本盤未発売というのが不思議です。3rd辺りから少しマンネリ感もなくはない気もしますが、いい曲の多いバンドなので新作でもLORDI節(=キャッチーな80年代メタル)を期待してます。

【現在の愛聴盤】PRIDE「SIGNS OF PURITY」(2003)

  • 2008/07/31(木) 23:20:03

【現在の愛聴盤】
SIGNS OF PURITY
PRIDE「SIGNS OF PURITY」(2003)

このところ、ほんっとに暑くて仕事で外に出ては汗だくになる毎日です。そんな時には爽やかメロディアス・ハードを聴こうということで、PRIDEの2ndアルバムを聴いてます。メインライターIvan Gunn(Key/ex-BALANCE OF POWER)が生み出す愁いあるメロディックな楽曲もさることながら、Chris Green(G)の構築美を感じさせるギターワークと、Matt Mitchell(Vo)甘い響きのあるハスキーボイスに惹かれますね。本作がリリースされた2003年といえば、FAIR WARNINGとTERRA NOVAは解散状態、HAREM SCAREMもかつての勢いがなくなったかなと思ってたので、このアルバムはかなりリピートしてました。メロディアス・ハードの隠れた名盤だと思います。本作を最後に解散してしまい、メンバーに関する情報も入ってこなくなってしまったのが残念ですね。特にChris Greenには再びシーンに戻ってきてもらいたいなぁ。

【現在の愛聴盤】ANDROMEDA「EXTENSION OF THE WISH」(2001)

  • 2008/07/28(月) 22:52:47

【現在の愛聴盤】
EXTENSION OF THE WISH
ANDROMEDA「EXTENSION OF THE WISH」(2001)

2001年に衝撃のデビューを飾ったスウェーデン産プログレメタルバンドANDROMEDAの1stを聴いてます。本作で聴けるDREAM THEATER直系の音楽性は、ここ最近の本家以上に僕好み。ボーカルがやや弱いかなーって思いますけど、それを補って余りあるJohan Reinholdz(G)Martin Hedin(Key)の聴き応えタップリのインストパートにクラクラです。メロディセンスも良くって、タイトルトラック⑥Extension Of The Wishの「Closing my mind to remember, but there is nothing to forget~」というサビメロが頭から離れません。このデビュー作がほんとに好きだったので次にも期待してたのに、2ndは地味な印象が強く残念でした。確か3rdまで出てたと思います。またこの頃のようなサウンドを聴かせて欲しいですね。