【CD購入録】OUTRAGE「OUTRAGED」(2013)

  • 2013/09/12(木) 00:00:00

【CD購入録】
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OUTRAGE「OUTRAGED」(2013)

前作「OUTRAGE」(2009)で看板シンガーの橋本 直樹が約10年振りに復帰したことも話題となった国産メタルバンドOUTRAGEの11作目を買いました。今回のアルバムも基本的には前作を踏襲した内容で期待を裏切らない仕上がりとなっていますね。オープニングの①Lostは掴みとして申し分ないしインストやバラード、勢いに任せたハードチューンなどバラエティに富んだ楽曲群の中には僕の好みど真ん中ではないヘヴィでスローなナンバーも含まれていますがアルバムを通して聴くと、そういった楽曲も含めて「OUTRAGED」というひとつの作品なんだと思えてきます。現時点でのお気に入りは先述の①と攻撃性むき出しの⑦This Is War、⑨In The Airですね。

【CD購入録】OVERKILL「IRONBOUND」(2010)

  • 2010/07/07(水) 00:00:00

【CD購入録】
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OVERKILL「IRONBOUND」(2010)

スラッシュメタル系をあまり聴かない僕はBIG 4(スラッシュ四天王)がANTHRAX、MEGADETH、METALLICA、SLAYERの4バンドだということを最近知ったのですが、今回16作目となる最新作を購入したOVERKILLはその四天王に次ぐ存在、またはこのバンドの方が四天王に相応しいと言われることもある実力派のようですね。2009年の年間ベストアルバムに挙げさせてもらったMEGADETHの最新作「ENDGAME」に比べると泣きや哀愁のメロディは少ないですが、とにかくエネルギッシュでカッコいい楽曲に打ちのめされました。冒頭3曲がかなり強力なだけでなく、それ以降もテンションが下がりません。2009年のMEGADETH、OUTRAGEといい、今年のOVERKILLといい最近はスラッシュメタルのベテラン勢がかなり熱いですね。

【CD購入録】OUTRAGE「THE FINAL DAY」(1991)

  • 2010/03/23(火) 00:00:00

【CD購入録】
THE FINAL DAY
OUTRAGE「THE FINAL DAY」(1991)

このブログのOUTRAGE関連の記事に寄せられたコメントの中で「バンドの代表作はこれ!」と多くの方にお勧めいただいたOUTRAGEの4作目を買いました。いやぁ、これは噂に違わぬ凄いアルバムですね。まずは「マァイ!ファイ!ナァル!デイ!」というコーラスを軸に展開していく怒涛のメタルチューン①My Final Dayからして名曲です。その①終了後、間髪入れずに演奏される②Madnessも強力。激しいスラッシュナンバーを中心として要所にミディアムテンポを配した全9曲には隙が見当たりません。本作を聴いていて思ったのは全体的に最新作「OUTRAGE」と似ているということ。①のコーラスパートはRiseの「ダァァイ!ハァァァド!」と重なるし、冒頭2曲にスピードチューンを持ってきておいて3曲目でスローダウンするところや、ラストをバラードからゴリゴリのスラッシュメタルという流れで締めるところも「OUTRAGE」を彷彿とさせます。そんなアルバム構成だけでなく攻撃性とメロディのバランスも絶妙な本作は、僕の愛聴盤となること確実な1枚ですね。

【CD購入録】OUTRAGE「DAYS OF RAGE 1986-1991」(1995)

  • 2010/03/09(火) 00:00:00

【CD購入録】
DAYS OF RAGE 1986-1991
OUTRAGE「DAYS OF RGAE 1986-1991」(1995)

【CD購入録】OUTRAGE「LIFE UNTIL DEAF」(1995)のコメント欄等にメタラーまっちゅさんからお薦めいただいたOUTRAGEの初期4作品からのベスト盤「DAYS OF RAGE」を買いました。

【トラックリストと収録アルバム】
01. Under Control Of Law(1st「BLACK CLOUDS」)
02. Blind To Reality(2nd「BLIND TO REALITY」)
03. Madness(4th「THE FINAL DAY」)
04. Just Believe In Me(3rd「THE GREAT BLUE」)
05. Curtain Of History(1st「BLACK CLOUDS」)
06. River(4th「THE FINAL DAY」)
07. Veiled Sky(4th「THE FINAL DAY」)
08. The Day Of Rage(3rd「THE GREAT BLUE」)
09. Name Your Poison(2nd「BLIND TO REALITY」)
10. Edge Of Death(1st「BLACK CLOUDS」)
11. Black Clouds(1st「BLACK CLOUDS」)
12. My Final Day(4th「THE FINAL DAY」)
13. Love Song(DAMNEDのカバー曲)
14. Step On It(Demo’86)(未発表デモ)

METALLICA譲りの攻撃性に満ちたスラッシュメタルとそれを歌い上げる橋本 直樹(Vo)のボーカル、激しいサウンドの中に突然切れ込んでくる阿部 洋介(G)のメロディアスギターというバンドの旨みが詰まった「流石はベストアルバム」という印象です。各曲の収録アルバムを知る前に一通り聴いた時から僕のハートを熱くしてくれたのが③、⑦、⑫でした。後で収録作品を調べてみたら全て4th「THE FINAL DAY」だと知ってビックリ。これは何としても「THE FINAL DAY」を入手しなくてはなりませんね。ちなみに本作のライナーノーツはメンバーによる各曲の解説で、なかなか興味深く読ませてもらいました。

追記です。
OUTRAGEが、その20年以上の活動と海外交流が評価され平成21年度愛知県芸術文化選奨を受賞し、地元の愛知県より
表彰される事になったそうです。凄いぞOUTRAGE!
ソースはこちら

OUTRAGE「OUTRAGE」(2009)

  • 2010/01/23(土) 00:00:00

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【No.214】
★★★★(2009)
年間ベスト2009年第8位

日本産スラッシュメタルの雄として名を馳せたものの、メジャーシーンからインディーズに活動の場を移し、看板ボーカル橋本 直樹が脱退してしまってからは、後任シンガーを入れずトリオ編成で地道に活動を続けていたOUTRAGEの10thアルバム。2007年に橋本がデビュー20周年記念ライブ限定でバンドに合流したことをきっかけに正式復帰したことは知っていましたが、このバンドの作品を聴いたことはなかったし本作がリリースされたと聞いた時も購入の予定はありませんでした。ところが、各所のレビューを拝見すると大絶賛の嵐。「OUTRAGEを初めて聴くならこの作品かな」と思うようになった頃にたまたま試聴したのが①Riseでした。物悲しいギターイントロに行進曲のようなリズムのドラムが重なり、「Die Hard~♪」という漢臭くて勇壮なコーラスが入ってきてアグレッシブなメタルサウンドへと展開するこの曲を聴き終える頃には「このアルバムを聴きたい!」と思っていました。

僕に大きなインパクトを与えてくれた①の勢いをそのまま引き継ぐスピード曲②You Care? I Don't Care以降も、熱気を帯びたメタリックチューンが目白押しです。特にロックンロールフィーリングも発散しながら爆走していく⑤Fists Full Of Sand(ギターソロも最高!)とアルバムラストをカッコよく締めくくってくれるスラッシュナンバー⑩Terrorizerは間違いなくキラーチューンですね。また疾走曲が半数以上を占める本作において効果的な役割を果たしているのがドゥーミーでサイケデリックな雰囲気もある③Reign、叙情味溢れる本作唯一のバラード⑧Shine On、メロウなギターインスト⑨Torといったスローな楽曲群です。これらは個々の曲として魅力的なだけでなく配置も絶妙で、③はスピーディーな前2曲との対比が見事だし、⑧~⑨の流れは⑩のカッコよさを一層引き立ててくれています。

そして本作最大の聴きどころは12年振りに音楽シーンへの復帰を果たした橋本の凄みに満ちたボーカルです。日本のメタルシンガーとしては珍しく、深みのある中音域メインで歌う彼の歌唱を初めて聴いた時はJB(Vo/GRAND MAGUS、SPIRITUAL BEGGARS)を思い出しました。OUTRAGE脱退後はミュージシャン家業から足を洗いサラリーマンとして働き、現在も仕事を続けているらしいのですが、本作を聴く限りそんなブランクや衰えは微塵も感じさせないばかりか、90年代のアルバム「LIFE UNTIL DEAF」と比べても本作の方が良いのではないかと思えてくるほどです。バックの演奏陣も熱いプレイを聴かせてくれていて、阿部 洋介(G)が刻む骨太なギターリフとバンドの土台を支えるリズム隊が生み出す破壊力抜群のサウンドが、現代メタルシーンを代表するプロデューサーFredrik Nordstromの手によって無駄な部分を削ぎ落としながらもタフでシャープ、攻撃性抜群な分厚い音の壁となって迫ってきます。僕はスラッシュメタルというジャンルに対して「カッコいい部分もあるけど歌メロが魅力不足」というイメージを持っていたのですが、本作はスピード、パワー、アグレッションと耳に残るメロディを兼ね備えた名盤ですね。

【音源紹介】
・Rise

【CD購入録】OUTRAGE「LIFE UNTIL DEAF」(1995)

  • 2010/01/22(金) 00:00:00

【CD購入録】
LIFE UNTIL DEAF
OUTRAGE「LIFE UNTIL DEAF」(1995)

2009年に通算10枚目となるセルフタイトル作「OUTRAGE」で初めてOUTRAGEを聴いて衝撃を受け、2010年はOUTRAGEの旧譜にもチャレンジしてみようと思っていた僕が最初に買ったアルバムがこの6作目です。スピードチューンの割合が多かった最新作と比べてモダンなミドルテンポやダークな曲調も多いため、メロディックパワーメタルを好む僕にとっては「OUTRAGE」の方が取っ付き易いかなというのが第一印象です。ただ「メニア!メガロメニア!」のサビがカッコよすぎる①Megalomania、曲名通りお祭り的な楽しさもある疾走曲④Midnite Carnival、アルバム終盤にガツンと来る⑩Argument、⑪Live Until You Dieなど、琴線に触れる楽曲もしっかり収録されているので気に入っています。

MEGADETH「ENDGAME」(2009)

  • 2009/12/22(火) 00:00:00

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【No.209】
★★★★★(2009)
年間ベスト2009年第1位

Dave Mustine(Vo、G)指揮の下、従来のスラッシュメタルにテクニカルなインストパートと複雑に練られた曲展開を盛り込んだ「インテレクチュアル・スラッシュメタルサウンド」で80年代後半~90年代中盤にかけてメタルシーンに大きな衝撃を与えたMEGADETHでしたが、黄金期を支えたMarty Friedman(G)の脱退やDaveが腕を故障してしまったことが原因で2002年に解散。2004年にDaveがセッションメンバーを迎えて製作した「THE SYSTEM HASFAILED」でMEGADETH名義を復活させてからの3作目、通算12枚目にあたるのが本作です。僕が聴いたことのあるMEGADETHの作品は代表作の誉れ高い4th「RUST IN PEACE」(1990)と、Marty在籍時MEGADETHの後期を象徴するメロディアス路線だった7th「CRYPTIC WRITINGS」(1997)のみですが、この「ENDGAME」はその両者の美味しいところをギュッと凝縮したかのような傑作となっています。

激烈メタルサウンドの中で乱舞するDaveと新加入ギタリストChris Broderickの凄まじいギターワークをメインに、時折顔を覗かせるメロディアスなフレーズが堪らなくカッコいいですね。いきなり火花散るギターバトルが繰り広げられるインスト①Dialectic Chaosから曲間なく繋がるスピードチューン②This Day We Fight!は要所でギターソロが炸裂する名曲だし、ヘヴィなリフのバックで流れる無線通信によるやりとりのSEが緊張感を煽るミッドテンポ③44 Minutes、魅惑のギターリフをザクザク刻みながら突っ走る④1,320という怒涛の流れは圧巻の一言。その後も佳曲揃いの本作にあって一際輝いているのが⑨Head Crusherですね。本作唯一のバラードタイプ⑧The Hardest Part Of Letting Go... Sealed With A Kissの静かな余韻を破壊しながら切り込んでくる⑨のイントロを初めて聴いた時は背筋が震えました。

とにかく素晴らしいギターワークが満載の本作において、触れておかなければならないのが新ギタリストChris Broderickの存在。恥ずかしながら本作を聴くまで彼のことを知らなかったのですが元NEVERMOREという肩書きはダテではなく、切れ味の鋭さと抜群のテクニックを兼ね備えたギタリストのようですね。またプロデューサーにはARCH ENEMY「DOOMSDAY MACHINE」、NEVERMORE「THIS GODLESS ENDEAVOR」を手がけたことでも知られるAndy Sneapを迎えていて、Andyの冷徹な音作りとMEGADETHによるガチガチのメタルサウンドが見事にマッチしています。MEGADETHビギナーの僕が言うのも何ですが、このアルバムを「原点回帰作」とする声が多いのも納得です。個人的に「RUST IN PEACE」でネックになっていると感じたDaveの歌唱力が向上しているのも好印象。裏ジャケで誇らしげにギターを高く掲げるDaveの気迫と自信がヒシヒシと伝わってくる痛快なヘヴィメタルアルバムですね。

【音源紹介】
・Head Crusher

【CD購入録】OUTRAGE「OUTRAGE」(2009)

  • 2009/12/14(月) 00:00:00

【CD購入録】
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OUTRAGE「OUTRAGE」(2009)

日本のHR/HMシーンで長きにわたって活躍しているOUTRAGE橋本 直樹(Vo)が12年振りに復帰して作られた10作目を買いました。僕はこのバンドを全くと言っていいほど知らなかったのですが各所であまりに評判が良かったのと、試聴した①Riseが素晴らしかったので本作でOUTRAGEデビューをすることに。その①で幕を開けて以降、繰り出される楽曲はスラッシーでメタリックなスピードチューンを中心にダークなスローナンバーから叙情バラード、インストなどカッコいいものばかり。全10曲で約41分という本作を聴き終えると、素晴らしいアルバムを聴いた時にのみ感じる良い意味での食い足りなさがあり、すぐに①へとリピートしてしまいます。今のところ1番好きな曲は⑤Fists Full Of Sandですね。本作を聴いているとOUTRAGEの他のアルバムもチェックしたくなってきました。最初は名盤の誉れ高い4th「MY FINAL DAY」、6th「LIFE UNTIL DEAF」辺りから聴いてみようかな。

【CD購入録】MEGADETH「ENDGAME」(2009)

  • 2009/10/16(金) 00:00:00

【CD購入録】
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MEGADETH「ENDGAME」(2009)

BURRN!誌やネット上で高い評価を受けているMEGADETHの最新作(12作目)を買いました。最初に告白しますが、僕はMEGADETHのファンというわけではなく、アルバムも4th「RUST IN PEACE」(1991)を持っているのと、7th「CRYPTIC WRTINGS」(1997)をレンタルで聴いたことがあるだけです。そんな僕が言うのも変ですが、本作はMEGADETHの名盤なのではないでしょうか。ギターバトルによるインスト①Dialectic Chaosからスラッシーな高速ナンバー②This Day We Fight!と来た時点で勝負ありという感じです。本編11曲の大半がスピードチューンで、中でも④1,320⑨Head Crusherは群を抜いてカッコいいですね。このバンドを表現する時によく使われる「インテレクチュアル・スラッシュ」がどんなものかよくわかっていない僕にとって、このアルバムは「痛快なまでのヘヴィメタル作品」という感じです。リリース当初は本作を買う予定はなかったのですが、危うく2009年屈指のメタルアルバムを聴き逃すところでした。先日のブログ記事のコメント欄でも本作を薦めて下さったメタラーまっちゅさん、ありがとうございました!