【CD購入録】SUNBURST「FRAGMENTS OF CREATION」(2016)

  • 2016/04/18(月) 00:00:00

【CD購入録】
FRAGMENTS OF CREATION
SUNBURST「FRAGMENTS OF CREATION」(2016)

ギリシャから彗星の如く現れたプログレッシブ・パワーメタルバンドSUNBURSTの1stアルバムを買いました。僕はこのバンドのことを全く知らなかったのですがBURRN!誌上で藤木さんがプッシュされている記事を読み、YouTubeで試聴してすぐさま購入を決めました。中心人物のGus Drax(G)は新世代のギターヒーローとして注目されているようですね。本作はそんなGusが敬愛するDREAM THEATER(初期)、SYMPHONY X、CONCEPTION、NEVERMOREといった先達からの影響の下にあるサウンドで個人的にはビルドアップされたKAMELOTという印象が強いです。実際、シンガーのVasilis GeorgiouRoy Khan(Vo)の後任を探していたKAMELOTのオーディションを受けたこともあるそうで(Gus談)、ウェットかつ表現力に溢れた彼がTommy Karevik(Vo/SEVENTH WONDER)の代わりにKAMELOTに加入していても違和感なかったのではと思うほど。こうしてボーカルとギターに実力者が揃っているバンドはやはり強いですね。ズバ抜けたキラーチューンこそないものの全体的にクオリティは高く、ザクザクと刻まれるリフと哀愁を帯びたサビが印象的な①Out Of The Worldを皮切りにバラード⑤Lullabyやギターインスト⑦Beyond The Darkest Sun、12分に及ぶ長編曲⑩Remedy Of My Heartなど楽曲のバリエーションもあって聴き応えは十分。2016年のブライテストホープ有力候補が登場しましたね。

【CD購入録】OUTLOUD「WE'LL ROCK YOU TO HELL AND BACK AGAIN!」(2009)

  • 2014/07/08(火) 00:00:00

【CD購入録】
Well Rock You to Hell and Back Again!
OUTLOUD「WE'LL ROCK YOU TO HELL AND BACK AGAIN!」(2009)

今年の5月に3作目「LET'S GET SERIOUS」をリリースしたことも記憶に新しいギリシャ産メロディック・ロックバンドOUTLOUDの1stアルバムを買いました。このバンドのキーマンがBob Katsionis(Key、G/FIREWIND)であることは間違いありませんが、彼のもとでギターを学んでいたTony Kash(G)を世に送り出すという意図がデビュー当時にはあったようで本作ではTonyも曲作りに関わっています。そこまでのお膳立てをしてもらっておきながらTonyはEP「MORE CATASTROPHE」(2012)を最後に脱退したようです(Bobによると理由は「バンドへの関心を失ったこと」らしいので事実上の解雇?)。アルバムの中身はというと80年代メロディアスハードの王道を行くサウンドで、このバンドの音楽性がデビュー当初からブレていないことが窺えますね。ただし楽曲の質に関しては後の作品に比べると物足りなさを感じます。裏を返せばバンドがそれだけ成長したと言えるし②We RunBON JOVIの有名曲Runawayを彷彿とさせるキーボードで始まる③Tonight、バンドのテーマソングであろう⑪Out Loud辺りは結構気に入っています。

【CD購入録】OUTLOUD「LET'S GET SERIOUS」(2014)

  • 2014/06/03(火) 00:00:00

【CD購入録】
LETS GET SERIOUS
OUTLOUD「LET'S GET SERIOUS」(2014)

Bob Katsionis(Key、G/FIREWIND)Chandler Mogel(Vo/ex-TALON)を中心としたメロディックロックバンドOUTLOUDの3作目を買いました。前作「LOVE CATASTROPHE」(2011)が充実盤だったこと、先行で公開されていた②I Was So Blindが素晴らしかったこともあって期待していたのですが、それを裏切らない仕上がりになっていると思います。アルバム全編に渡ってメロハーの佳曲が目白押しで、前述の②と穏やかな曲調が後半で一変して激しくなるパートを盛り込んだ⑦Bury The Knifeが現時点のお気に入りです。この手のバンドにしては珍しく5分台のインスト⑥Let's Get Seriousを収録、しかもアルバムタイトルにしている辺りにソロ名義ではインスト作品をリリースしているBobらしさを感じますね。初めて聴いた時のインパクトや僕好みの哀メロという点に関しては前作に一歩譲るような気もしますがヘビロテ中です。

【CD購入録】WARDRUM「MESSENGER」(2014)

  • 2014/04/22(火) 00:00:00

【CD購入録】
MESSENGER.jpg
WARDRUM「MESSENGER」(2014)

ギリシャ出身の4人組メタルバンドWARDRUMの日本デビュー盤となる通算3作目を買いました。「ギリシャのメタルバンド」と聞くと最近ソロ名義で「I AM THE FIRE」をリリースしたGus G.(G)率いるFIREWINDが思い浮かびますが、このバンドもFIREWINDと同系統のピュアなヘヴィメタルサウンドを聴かせてくれます。WARDRUMのことは最近まで知らなかったのですが⑤After Foreverを聴いて、僕の中で一気に注目度がアップしました。小細工無用の正統派サウンド、そこに乗る哀愁を帯びたメロディが良いですね。このバンドの強みは確かな歌唱力を備えたYannis Papadopoulos(Vo)、派手に弾きまくるKosta Vreto(G)というバンドの顔となるプレイヤーがいることでしょうか。ちなみにバンドの中心人物はドラマーのStergios Kourouで全曲の作詞、約半数の作曲を手掛けていて、この体制が「ウォードラム」というバンド名に関係しているのかもしれませんね。アグレッシブなメタルチューンを軸にミドルテンポも織り混ぜていますが純粋なバラードはないので、アルバム本編14曲+デビュー作収録ナンバーのリメイク2曲を加えて約73分というランニングタイムはやや冗長に感じられるかな。とはいえ前述の⑤を筆頭に③Lady Jane Grey、④Phoenix、⑦Travel Far Away辺りのアルバム中盤はなかなか強力なので、2014年のブライテストホープ争いには必ず加わってきそうです。

【CD購入録】OUTLOUD「LOVE CATASTROPHE」(2011)

  • 2011/11/03(木) 00:00:00

【CD購入録】
LOVE CATASTROPHE
OUTLOUD「LOVE CATASTROPHE」(2011)

Zakk Wylde(G/BLACK LABEL SOCIETY)の後任としてOZZY OSBOURNE BANDに迎えられた若手ギタリストの注目株Gus G.率いる正統派メタルバンドFIREWINDにも籍を置くBob Katsionis(Key、G)を中心としたメロディアス・ハードロックバンドOUTLOUDの2作目を買いました。オープニングの①We Came To Rockはアメリカンでノリの良いロックチューンですが、作品全体としてはいかにも欧州型メロハーらしい適度な愁いを帯びたキャッチーなナンバーが大半を占めていて僕好みの1枚です。絶品のサビメロを歌うコーラスからギターメロディへと至る流れで曲が始まる④Waiting For Your Love(PVはこちら)は今年のベストチューン候補確実だし、それ以外の楽曲も粒揃いでアルバム最後まですんなり聴けます。これは今年の掘り出し物的な作品かもしれません。デビュー作も聴いてみたくなりました。

【CD購入録】FIREWIND「THE PREMONITION」(2008)

  • 2010/02/23(火) 00:00:00

【CD購入録】
THE PREMONITION
FIREWIND「THE PREMONITION」(2008)

ギリシャ人ギタリストGus G.率いるFIREWINDの5作目を買いました。僕はこのバンドのデビュー作と前作「ALLEGIANCE」を聴いたことがあるのですがデビュー当時はGusのソロプロジェクトっぽかったし、DREAM EVILMYSTIC PROPHECYを脱退し、ARCH ENEMY加入の誘いを断ってまで注力した前作は楽曲があまり印象に残らず、CDラックに眠ってしまっていました。ところが本作では飛躍していますね。何と言ってもメロディの魅力が大きく向上しています。熱さほとばしるメタルチューン①Into The Fire、②Head Up Highやケルテイックムード漂うハードロック③Mercenary Manを筆頭に前半が特に充実していますね。日本盤ボーナス⑪Ride To The Rainbow's Endもメロディック・メタルファンには堪らない疾走曲です。また今のFIREWINDはGusのワンマンバンドではなく、MAJESTICTIME REQUIEM在籍時に来日した経験もあるApollo Papathanasio(Vo/EVIL MASQUERADE)、ソロでも活躍するBob Katsionis(Key)らがいて、Gusと張り合ってくれているのも好印象。残念ながらMark Cross(Ds/ex-HELLOWEEN、METALIUM)はバンドを離れてしまったようですが、2010年にリリース予定の新作も楽しみです。と、その前に前作も聴き直してみようかな。