【CD購入録】IN VAIN「CURRENTS」(2018)

  • 2018/02/16(金) 00:00:00

【CD購入録】
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IN VAIN「CURRENTS」(2018)

それまでは未知のバンドながら3rd「AENIGMA」(2013)の深遠なサウンドで僕を魅了してくれたノルウェー産プログレ系デス/ブラックメタルバンドIN VAINの4作目を買いました。このアルバムが2018年に購入した新譜第1号ですね(もう2月も半分を過ぎましたが/苦笑)。ちなみに今回のアルバムがIN VAINの日本デビュー作で、ボーナストラックを追加した前作の国内盤も同時に発売されています。一撃必殺のメロディやわかりやすい展開は希薄ながら、本作もついリピートしたくなる不思議な魅力に溢れていますね。ヘヴィかつ重厚に攻めたててつつも哀愁を感じさせるバッキングと迫力あるグロウルで組み立てられた楽曲には求心力があるし、要所要所で挿入されたクリーンボイスの使い方が絶妙。その最たる例は禍々しい前半と讃美歌のような神聖さが感じられる後半が対照的なアルバム屈指のヘヴィチューン③Blood We Shedですね。またエンディング曲の⑨Standing On The Ground Of Mammothsではサックスも登場し楽曲を彩っています。お気に入り曲を個別に挙げるというよりも、1枚のアルバムとして通して聴きたくなる作品ですね。

【CD購入録】LOVEBITES「AWAKENING FROM ABYSS」(2017)

  • 2018/02/12(月) 00:00:00

【CD購入録】
AWAKENING FROM ABYSS
LOVEBITES「AWAKENING FROM ABYSS」(2017)

2017年5月に「THE LOVEBITES EP」でデビューした5人組ガールズメタルバンドLOVEBITES初となるフルレンスアルバムを買いました。メンバーが女性だけのメタルバンドといえばALDIOUSを草分け的存在としてCYNTIA、GACHARIC SPIN、MARY'S BLOODなどが続々と登場していますがLOVEBITESは硬派なメタルを追求していて、タイプ的にはMARY'S BLOODに近いように思います。ただし正統派メタルに軸足を置きつつJ-POP風の楽曲を収録することもあったMARY'S BLOOD以上に、本作はストイックでゴリゴリなメタルチューンが並んでいるのが特徴でしょうか。また個人的な注目ポイントとしてMao(Key/LIGHT BRINGER)が作曲に参加しているということも大きいですね。バンドは「最高のヘヴィメタルを演る」という信念のもとでワールドワイドな活動を視野に入れているらしく歌詞は全て英語、ミックスとマスタリングにはNIGHTWISH、CHILDREN OF BODOMのアルバムも手掛けたMikko KarmilaMika Jussilaが担当していて音作りについても申し分ありません。序曲から疾走曲に繋がるというヘヴィメタルの伝統を体現した①The Awakening〜②The Hammer Of Erathからして胸が熱くなるし、アルバムのリードトラックにして劇的なメロディが耳に残る④Shadowmaker、速弾きのmidoriとメロディ重視のmi-yaという2人のギタリストが熱いバトルを繰り広げる⑤Scream For Me (Awakened Version)IRON MAIDENっぽいサウンドで駆け抜ける⑩Don't Bite The Dust (Awakened Version)、重厚な展開を見せるMao作の⑪Edge Of The Worldなど聴き応えのある曲が目白押し。ちなみにAwakened Versionと記載のある曲はEPにも収録されていて本作ではEP収録曲は全てリメイクされています。メロディックメタルを好んで聴く僕としてはもう少しキャッチーさが欲しいかなという気もしていましたがリピートするうちにお気に入り度が増していますね。昨年のうちに聴いていたらZEMETHとブライテストホープ争いをしていたかもしれません。

【気になるCDリスト】2018年2月

  • 2018/02/08(木) 00:00:00

CAST IN STONE
ROYAL HUNT「CAST IN STONE」(2018)2月7日発売

デンマークの巨匠Andre Andersen(Key)率いるROYAL HUNTの14thアルバム。当初2017年11月にリリース予定となっていたものの、タイトル未定のまま発売が2018年2月に延期されていました。リリックビデオの類いがなかなか公開されなかったので、またもや延期かと心配していたら国内盤リリース直前にA Million Ways To Dieがアップされ、CDも無事に発売されたようです。このA Million Ways To Dieが良くも悪くも初めて聴いたとは思えないROYAL HUNTチューンなので今回も「らしい」作品に仕上がっていそうですね。過去作品に思い入れが強いせいか、それを上回る感動をここ最近のアルバムで味わえないのは事実ながら一定以上の満足感は得られるので本作も購入予定ではあります。そんな僕の予想を良い意味で裏切ってくれると嬉しいなぁ…。

A Million Ways To Die


DAY OF SALVATION
THOUSAND EYES「DAY OF SALVATION」(2018)2月21日発売予定

このところ活況をみせている国産メロデス界の注目株THOUSAND EYESの3作目。今回のアルバムはバンドが立ち上げた自主レーベルBLOODY EMPIREからのリリースとなります。ちなみにレーベル名はデビュー作のタイトルと同じですね。GYZE、SERENITY IN MURDERと同等か、それ以上に注目しているので楽しみだし、実際トレイラーを聴いて更に期待が膨らんでいます。初回限定盤にはライブDVDが付くようですがオフィシャルブートレッグとのことで音質、画質がどれほどのものかわからないし自宅でメロデス系のDVDを観る時間も取れそうにないので通常盤でいいかなと思っています。

ティーザー


今月の新譜情報とは関係ありませんがFAIR WARNINGの前身バンドとしても知られるZENOのソングライター/ギタリストのZeno Rothが2月5日に亡くなったと兄のUli Jon Roth(G)が発表していて驚きました。
ソースはこちら

元々、寡作なタイプなので新譜を気長に待っていましたが、それも叶わなくなってしまいました…。2nd「ZENOLOGY」(1995)収録のTogetherを自分の結婚式で使うなど思い入れのあるアーティストだったのでこの訃報は辛いですね。ZENOが残してくれた5枚のアルバムを改めて聴いてみようと思います。

【気になるCDリスト】
AMMUNITION「AMMUNITION」(2018)
Freedom Finder
Wrecking Crew

ANGRA「ØMNI」(2018)2月16日発売予定
Travelers Of Time

ARK STORM feat. MARK BOALS「VOYAGE OF THE RAGE」(2018)2月14日発売予定

CROSS VEIN「GATE OF FANTASIA」(2018)3月21日発売予定NEW

HIBRIA「MOVING GROUND」(2018)2月28日発売予定

IN VAIN「CURRENTS」(2018)
Seekers Of The Truth
ティーザー

KAMELOT「SHADOW THEORY」(2018)4月11日発売予定NEW

LIONE/CONTI 「LIONE/CONTI」(2018)
Ascension
You're Falling

MIKE LEPOND'S SILENT ASSASSINS「PAWN AND PROPHECY」(2018)2月14日発売予定
Avengers Of Eden
Hordes of Fire

ORPHANED LAND「UNSUNG PROPHETS & DEAD MESSIAHS」(2018)2月21日発売予定
Like Orpheus feat. Hansi Kursch
We Do Not Resist

ROYAL HUNT「CAST IN STONE」(2018)2月7日発売
A Million Ways To Die

SATIN「IT'S ABOUT TIME」(2018)

THOUSAND EYES「DAY OF SALVATION」(2018)2月21日発売予定
ティーザー

W.E.T.「EARTHRAGE」(2018)3月14日発売予定
Watch The Fire

AMARANTHE「AMARANTHE」(2011)

  • 2018/02/04(日) 00:00:00

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【No.507】
★★★★(2011)
年間ベスト2011年第10位

男女クリーンボイスにデス声担当を加えたトリプルボーカル体制が話題となったスウェーデンの新星AMARANTHEのデビューアルバム。バンドの創設者はメロパワバンドDRAGONLANDの中心人物Olof Morck(G)で、彼が一時期DREAM EVILにも在籍したことのあるJake E(Vo/DREAMLAND)とプロジェクトを立ち上げたことがAMARANTHE誕生のきっかけのようです。当初は多くのゲストを迎える予定だったそうですが女性ボーカルElize Ryd、グロウル担当のAndyが歌った時に2人のパフォーマンスがバンドには最適と判断し、そこから本格的なバンドへと変化したそうです。シンガーが3人いることに注目が集まりがちですが、メロデス風のスタイルを基本としつつテクノ/トランス風のアレンジも取り入れたSOILWORK meets BLOOD STAIN CHILDと表現できそうなサウンドの中で輝くキャッチーな歌メロがAMARANTHE最大の武器でしょう。

まずは冒頭4曲①Leave Everything Behind、②Hunger、③1.000.000 Lightyears、④Automaticがいずれも即効力抜群で一気にAMARANTHEの世界に引き込まれます。どれも甲乙付け難いですが中でも③はこのバンドの魅力を凝縮した1曲だと思うし、本作唯一のバラード⑥Amaranthineもしっとり聴かせる高品質な仕上がりとなっています。また⑧Call Out My Nameのようなダンスメタルも収録していてB級感が抜け切らないメロパワバンドDRAGONLANDのギタリストOlofが、これほどポップで大衆性を備えたメロディセンスを持っていたとは驚きです。AMARANTHEはOlofとJake Eが作曲の中心となっているようなので2人のケミストリーによって、AMARANTHEサウンドができあがっているのかもしれませんね。

初めて聴いた時から口ずさめそうなキャッチーな楽曲群はどれも3〜4分台のコンパクトなものばかりで聴きやすいし、アルバムとしてもデビュー盤とは思えないほどの完成度を誇っているので普段メタルを聴かないリスナーをも取り込む魅力を秘めているのではないでしょうか。日本での注目度も高く2011年4月にデビューすると7月に初来日、10月にはLOUD PARK 11に出演するなどニューアクトとして申し分のないスタートを切っています。ただし各曲が似通っていることもあってアルバムとしてのメリハリがあまり感じられないのも事実で、中盤以降は何曲目を聴いていたのかわからなくなることもありますね。聴き始めの頃はかなりのお気に入り盤だったのですが、個人的には繰り返し聴いているうちに飽きがくるのも早かったりします。というわけで注文をつけたくなる点がなくはないものの新世代メタルの大型新人として十分のインパクトを持った1枚です。

【音源紹介】
1.000.000 Lightyears

【CD購入録】VIENNA「STEP INTO…」(1988)

  • 2018/01/31(水) 00:00:00

【CD購入録】
STEP INTO
VIENNA「STEP INTO…」(1988)

SYMPHONY X「TWILIGHT IN OLYMPUS」(1998)のコメント欄で、ゆうていさんからお勧めいただいたことでその存在を知った日本のプログレッシブ・ロックバンドVIENNAの2作目を買いました。メンバーは藤村 幸宏(Vo、G/GERARD)、永井 敏巳(B/AFFLATUS)、塚本 周成(Key/OUTER LIMITS)、西田 竜一(Ds/NOVELA)といったラインナップで国産プログレシーンの実力者が揃ったスーパーグループとして当時注目を集めたようです。(僕にとっては知らないプレイヤーばかりですが…/苦笑)。予備知識ゼロの状態で聴いてみたところ「80年代の日本プログレ界にこれほどのバンドがいたことにビックリ」というのが率直な感想ですね。幻想的にアルバムの幕開けを告げる①Step Into The Vivid Garden、②Gathering Waveはそれぞれ3分近くあり①の終盤にコーラスが出て来るだけなので事実上インスト2連発なのですが壮大なプロローグとして期待感を煽ってくれます。満を持してボーカルパートが登場する③Schvelleは藤村の歌唱にややクセがあるもののダイナミックなハードロックとして聴き応えがあるし、緊張感に溢れた⑤Caution!もカッコいいですね。テクニシャン揃いの演奏陣の中でもブイブイ唸る永井のベースが存在感抜群です。バンドは本作を最後に解散、1998年には再結成作「UNKNOWN」をリリースしていますがそれ以降の動きはないようですね。機会があれば他のアルバムも聴いてみようかなと思っています。

【CD購入録】SONS OF APOLLO「PSYCHOTIC SYMPHONY」(2017)

  • 2018/01/27(土) 00:00:00

【CD購入録】
PSYCHOTIC SYMPHONY
SONS OF APOLLO「PSYCHOTIC SYMPHONY」(2017)

Mike Portnoy(Ds)、Derek Sherinian(Key)という元DREAM THEATER組を中心にBilly Sheehan(B/MR.BIG、THE WINERY DOGS)、Ron “Bumblefoot” Thal(G/ex-GUNS N' ROSES etc)、Jeff Scott Soto(Vo/SOTO、W.E.T.、ex-TALISMAN、YNGWIE MALMSTEEN etc)といった実力派が名を連ねるスーパーバンドSONS OF APOLLOのデビュー作を買いました。このバンドが始動した時には「DREAM THEATER、MR.BIG、JOURNEY、GUNS N' ROSESのメンバーが集結」というフレコミだったのでSlash(G/ex-GUNS N' ROSES)またはNeal Schon(G/JOURNEY)が参加しているのかな?と思っていたら僕にとって未知のギタリストでGUNS N' ROSESでもプレイしていたらしいBumblefootことRon Thal、JOURNEYに一時期在籍していたもののスタジオアルバムを作ることなく脱退したJeffという人選だったので意外でした。JeffがJOURNEYのシンガーだったことはすっかり忘れていましたね(苦笑)。DerekもYNGWIE MALMSTEENと活動を共にしていた時期もあるのでDREAM THEATER+MR.BIG+YNGWIE MALMSTEEN(+GUNS N' ROSES)のメンバーによる新バンドと言われた方が個人的にはテンションが上がります。実際に聴いてみるとMikeとDerekが中心となっているだけあってDREAM THEATERを連想させるプログレメタルとなっていますが、ハードロック寄りの印象が強いですね。お気に入りは一際キャッチーなメロディが耳に残る③Signs Of The Time、アルバム随一のメタリックチューン⑥Lost In Oblivionでしょうか。また①God Of The Sun、④Labyrinth、⑨Opus Maximusと10分近くの曲が3つもあるものの、どれも長さを感じさせません。メンバー、サウンドの両面でDREAM THEATERとの比較は避けられないと思いますが、僕はここ最近のDREAM THEATERよりもSONS OF APOLLOの方が好きですね。メンバーは「2018年はSONS OF APOLLOの年になる」と息巻いていてワールドツアーも計画中のようなので、今後の更なる発展に期待しています。

THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA「INTERNAL AFFAIRS」(2012)

  • 2018/01/23(火) 00:00:00

INTERNAL AFFAIRS
【No.506】
★★★★(2012)
年間ベスト2012年ノミネート作品

SOILWORKの6th「STABBING THE DRAMA」(2005)に伴うツアー中にBjorn“Speed”Strid(Vo/SOILWORK)と当時はツアーギタリストで後に正式メンバーとなるDavid Andersson(G)が飲みながらロック談義に花を咲かせるうちに酔った勢いで結成に至ったというTHE NIGHT FLIGHT ORCHESTRAの1stアルバム。ラインナップにはSharlee D'Angelo(B/ARCH ENEMY、SPIRITUAL BEGGARS)も名を連ねているためメンツ的には北欧エクストリームメタル界注目のニューアクトかと思っていました。ところが、いざ聴いてみると遊び半分で誕生したプロジェクトとは思えないほどハイクオリティな70〜80年代風のクラシックロック作品に仕上がっていてビックリ。「サイドプロジェクトは本業バンドとは異なる音楽をメンバーが気楽にプレイするために結成されるため中身はイマイチ」という僕が漠然と抱いていたイメージを覆してくれましたね。

サウンド的にはエクストリームメタルの要素はゼロだし、曲によっては一般的なHR/HMよりもソフトなものもあるため聴き始めの頃は違和感があったものの、数々のキャッチーなメロディに魅了されるまでそれほど時間はかかりませんでした。特に晴れ渡る青空を連想させる爽やかチューン②California Morning、どこか懐かしくも感じる哀メロが冴え渡る④West Ruth Aveはかなりリピートしましたね。またDEEP PURPLE風のオルガンサウンドを纏って駆け抜ける⑥Miami 5:02、ファンク/ソウルミュージックの雰囲気が面白いタイトル曲⑦Internal Affairs、温かみのあるメロディが心地よくラストにはサックスも登場する産業ロック⑧1998と続くアルバム中盤も気に入っています。

Bjornがシンガーとして新たな一面を披露しているのも見逃せません。音楽性を考えれば当然ながらSOILWORKで見せていたグロウルは封印、全曲をディープかつ男前な声で歌っています。ノーマルボイスだけでも、これだけ歌えるシンガーだったんですね。クラシックロック愛に溢れた本作は聴く人によっては使い古されたベタなサウンドに思えるかもしれませんが、90年代以降のHR/HMを中心に聴いてきた僕にとっては一周まわって新鮮に感じられます。Peter Wichers(G)不在時のSOILWORKの作品はそれほど好きではなかったのでBjornとDavidの2人がここまで僕好みの曲を書いてくれるとは予想外でした。SOILWORKでも本作のようなキャッチーなメロディが聴けると嬉しいのですが、いい意味で遊び心があってお約束のベタな展開も躊躇なく取り入れられるサイドプロジェクトと、オリジナリティを追求する本業バンドの線引きをしているのかもしれませんね。

【音源紹介】
California Morning

【CD購入録】地獄カルテット「月牙の地獄列伝」(2017)

  • 2018/01/19(金) 00:00:00

【CD購入録】
月牙の地獄列伝
地獄カルテット「月牙の地獄列伝」(2017)

【気になるCDリスト】2017年11月の記事等のコメント欄にB!13さんからお勧めいただいた地獄カルテットの5作目を買いました。このバンドは元々、小林 信一(G)、MASAKI(B)、GO(Ds)の3人で地獄トリオと名乗っていたそうですがNOV(Vo/VOLCANO)が加入し4人編成となったことで地獄カルテットに改名し2009年にデビューアルバム「この世の地獄物語」をリリースしています。僕も地獄カルテットの名前は以前から聞いたことがあり、NOVが在籍していることは知っていましたがアルバムタイトルやジャケットからお遊び的なバンドというイメージがあってスルーしていました。ところが本作で初めて彼等の音楽を聴いてみてビックリ。日本メタルシーン屈指のプレイヤーによる圧巻の演奏とそれに負けないNOVのド迫力ボーカルが一体となって押し寄せてくるサウンドは、僕の地獄カルテットに対する先入観とは正反対のストイックなヘヴィメタルと呼ぶべき内容です。序曲にあたる①「十六夜の現れし化者たち」から疾走曲②「水月鏡花の世」、歌メロが秀逸な③「戦士の刻印」へ繋がる「これぞメタル」な流れに心を掴まれました。一番のお気に入りは一緒に歌いたくなるサビを持った⑪「風樹の塔」ですね。演奏面ではMASAKIのうねりまくるベースが印象的で曲によってはギター以上に自己主張しているし、VOLCANOとは打って変わって全編日本語で歌うNOVの情念のこもったボーカルも相変わらず強力。それでいて時折、早口でまくし立てるような歌い方も披露していてVOLCANO以上に多彩なパフォーマンスを披露してくれています。過去作品も聴いてみたくなりました。

【CD購入録】VOLCANO「LEVIATHAN」(2017)

  • 2018/01/15(月) 00:00:00

【CD購入録】
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VOLCANO「LEVIATHAN」(2017)

4th「MELT」(2015)、5th「JUGGERNAUT」(2016)に続き3年連続のリリースとなるVOLCANOの6作目を買いました。ここ最近のハイペース振りは目を見はるものがありますね。そんな精力的な活動とは裏腹に各作品のインパクトは年々小さくなってきたように感じていましたが、本作にもその傾向が当てはまりそうだというのが第一印象です。バンド最大の武器である屍忌蛇(G)のギターが聴きどころとなっているのは事実ながら肝心のメロディがさほど耳に残らないという感じですね。これはあくまでも「VOLCANOにしては」という話なので、そんじょそこらのバンドと比べると聴き応えがあるのは間違いありません。個人的には活動のペースはもう少し抑え気味でもいいので、じっくり作り上げたVOLCANOのアルバムを聴きたいと思ってしまいますね。と言いつつ西部劇のような雰囲気を持ったインスト①Djangoは新鮮だし、アルバムを締めくくる⑪Wasteland The Windもカッコいいので結構リピートしてたりします。

【気になるCDリスト】2018年1月+2018年の展望

  • 2018/01/11(木) 00:00:00

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AMMUNITION「AMMUNITION」(2018)1月17日発売予定

GlamことAge Sten Nilsen(Vo/ex-WIG WAM)Erik Martensson(Vo、G/ECLIPSE、W.E.T. etc)を中心に結成されたAge Sten Nilsen's AMMUNITIONがシンプルにAMMUNITIONという名前になってリリースする2ndアルバム。タイトルも「AMMUNITION」ということなので本作がバンドとしての真のスタートになりそうな1枚ですね。前作「SHANGHAIED」(2014)もWIG WAMの全盛期には及びませんでしたが結構楽しめたし、メンバー的にもハズレはなさそうです。

Freedom Finder


Wrecking Crew


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IN VAIN「CURRENTS」(2018)1月24日発売予定

ノルウェー産プログレッシブデス/ブラックメタルバンドIN VAINの日本デビュー盤にして4作目。奥の深いアルバムだった前作「AENIGMA」(2013)を更に進化させたような作風になっていそうですね。2018年の初買いアルバムの有力候補です。

Seekers Of The Truth


LIONE CONTI
LIONE/CONTI 「LIONE/CONTI」(2018)1月17日発売予定

Simone Mularoni(G/DGM)が曲を書き、Fabio Lione(Vo/RHAPSODY OF FIRE、ANGRA)Alessandro Conti(Vo/TRICK OR TREAT、LUCA TURILLI'S RHAPSODY)が歌う新プロジェクトLIONE/CONTIのデビュー作。FRONTIERS RECORDS発ということもあってALLEN-LANDEの二番煎じ感が強いですがメロディックメタルファンとしては興味をそそられるラインナップです。

Ascension


【2018年の展望】
2018年は既にリリース日が決定しているANGRA「ØMNI」、HIBRIA「MOVING GROUND」、ROYAL HUNT「CAST IN STONE」を筆頭にメロディックメタル勢が活発な年になりそうな気がしています。それ以外にもTRICK OR TREATは多数のゲストシンガーを迎えて「RE-ANIMATED」というアルバムを発表するようですしKAMELOT、POWERWOLF、STRATOVARIUS辺りにも動きがありそうな感じです。残念ながらHIBRIAは「MOVING GROUND」を最後にAbel Camargo(G)以外のメンバーが脱退してしまうのだとか…。ここ最近の彼等はチェックしていませんでしたが今回は「原点回帰的作品」らしいので注目しています。またプログレメタル系では若手のホープSEVENTH WONDERが「TIARA」というアルバムを、バッドボーイズ系バンドのベテランHARDCORE SUPERSTARは「YOU CAN'T KILL MY ROCK'N'ROLL」をリリース予定だそうです。どちらもここ最近のアルバムは今ひとつツボにハマりませんでしたがやはり気になります。特にHARDCORE SUPERSTARは先行で公開されているHave Mercy On Meがカッコよかったので。

メロディックロック系ではAMMUNITION、W.E.T.といったErik Martensson(Vo、G/ECLIPSE)絡みのバンド(どちらもFRONTIERS RECORDS所属)が1月と3月に新作を届けてくれそうです。FRONTIERS RECORDSは昨年もTHE DARK ELEMENTという秀逸なプロジェクトを生み出してくれたし、2018年もLIONE/CONTIをデビューさせるなど目が離せませんね。それ以外ではBAD HABIT、DANGER DANGER、FAIR WARNING、TERRA NOVA辺りがニューアルバムを出してくれると嬉しいのですが…。

国内バンドではこれまでのアルバム全てが年間ベスト入りを果たしているガールズバンドMARY'S BLOODが春にニューアルバムを届けてくれるようですね。あとはCROSS VEINや昨年に5曲入りミニアルバムをリリースしたDOLL$BOXXのフルアルバムもそろそろ聴きたいし、GACHARIC SPINFuki(Vo)関連の作品にも期待が募ります。国産メロデスの当たり年だった2017年には間に合いませんでしたがTHOUSAND EYESが満を持してリリースする3rdアルバムも楽しみです。2018年も素晴らしい音楽と出会えますように…。

【気になるCDリスト】
AMMUNITION「AMMUNITION」(2018)1月17日発売予定
Freedom Finder
Wrecking Crew

ANGRA「ØMNI」(2018)2月16日発売予定
Travelers Of Time

ARK STORM feat. MARK BOALS「VOYAGE OF THE RAGE」(2018)2月14日発売予定NEW

HIBRIA「MOVING GROUND」(2018)2月14日発売予定NEW

IN VAIN「CURRENTS」(2018)1月24日発売予定NEW
Seekers Of The Truth
ティーザー

LIONE/CONTI 「LIONE/CONTI」(2018)1月17日発売予定
Ascension

MIKE LEPOND'S SILENT ASSASSINS「PAWN AND PROPHECY」(2018)2月14日発売予定
Avengers Of Eden

ORPHANED LAND「UNSUNG PROPHETS & DEAD MESSIAHS」(2018)2月21日発売予定NEW
Like Orpheus feat. Hansi Kursch
We Do Not Resist

ROYAL HUNT「CAST IN STONE」(2018)2月7日発売予定NEW

SATIN「IT'S ABOUT TIME」(2018)1月12日発売予定NEW

THOUSAND EYES「DAY OF SALVATION」(2018)2月21日発売予定NEW

W.E.T.「EARTHRAGE」(2018)3月14日発売予定NEW
Watch The Fire